【人的資本の最強効果】新入社員育成を企業のPR広報に活かす方法

目次

目に映るものすべてに意図をもつ理由

いきなりの問いかけで、戸惑う社長さんも多いことは想定内です。 大切なことは、社長は会社の代表であることは、誰しも自覚されています。 それをもっと掘り下げると、 社長の一挙手一投足に、会社の理念と社長の信念が具現化されていることが重要なのです。

■外見について(印象管理)

・見た目に社長の信念が表現されているのか? 高級ブランドの品物を身につけましょうという意味ではありません。 作業服など会社指定の服装があれば、社章などが汚れていなくて清潔な作業服を着ることが会社の広報です。

■話す・書くの言葉えらび(言葉管理)

・会社の理念や仕事の誇りを想起させるエピソードや教訓になっているかどうか? 雑談は、落語の枕(本編への導入)と捉えて、社長が一番伝えたいことへのつかみなのです。 大切なことは、言語も非言語(見た目の印象)も、いつでも社長は会社そのものを表現しているという自覚をもって行動する必要があるのです。

広報活動の自覚を強めるトレーニング方法

それでは、どうやったら、見た目も言葉選びも会社の後方につなげていくストーリーが語れるようになるのか? その解決策には、「なぜかと言うと?」特訓です。 ✅「なぜかと言うと?」特訓
・なぜ、その服装を選んだのか?
・なぜ、オンラインでその背景なのか?
・なぜ、その話題を振ったのか?
・なぜ、その順番で部下に説明したのか?
・なぜ、ランチにそのメニューを選んだのか?
・なぜ、紅茶ではなくコーヒーを飲むのか?
・なぜ、スマホを右手ではなく、左手で持つのか?
など、自分で自分にツッコミを入れることで、理由を言語化するのです。 そして、言語化した先の着地点は、いつでも我が社の理念、自分がこの会社を経営している理由につなげていくことで、どんな話題でも自社の存在意義に我田院するするストーリーが語れるようになるのです。
すべての事柄をきっかけに、自社の理念へ我田引水せよ

事例:なぜ河村晴美は、講演で着物を着るのか?

なぜ、河村晴美が講演で着物を着るのかという理由は、「着物が好きだから」ではありません。 もしそういう理由であれば「勝手にどうぞ」であり、プライベートで着れば良いのです。 ではなく、仕事特に組織に務めるビジネスパーソン向けに伝えたいことがあるからです。 着物を着る理由、根拠は2つあります。

外見から仕事の信念を伝える理由①

■制約条件の自覚 着物は洋服と比べると、動きが制限されます。 腕を伸ばすことも、大股で歩くことも、洋服のようにはいきません。 この制約条件こそ、ビジネスそのものです。 ビジネスでは、時間、お金、工員など、限られたリソース(資源)の中で最大限の効果を発揮することが求められます。 このように、制約条件の中で最大効果をねらう思考を想起するメタファとして、着物で表現しているのです。

外見から仕事の信念を伝える理由②

■信頼は、見えない土台作りが重要 着物は肌襦袢、長襦袢、そして着物…というように重ね着をしています。 同じ着物なのに、見た目が美しく仕上がらなかったり、夕方には着崩れたり… つまり、品物が立派であっても見た目がキレイで無いと値打ちが半減することがあるのです。 なぜそうなるか?と言うと、土台作りをおろそかにしてしまったためです。 実は、組織と全く同じなのです。 確かに、頭数の人数は揃っている。 しかし、なぜか組織としてパフォーマンスが出ない。 それは、人間関係の土台作りができていないから、組織として磐石な構造になっていないのです。 上記は、河村晴美の場合です。 ぜひ、これをサンプルとして、あなたご自身のロジックで、ストーリーを構築してみてください。

自分らしさは、特殊な趣味ではなく切り口に宿る

自分を印象付けようとして、めずらしい趣味や話題を提供する必要はありません。 むしろみんなが経験する普段のありふれた日常について、あなた独自の視点で物を見る着想が魅力なのです。 自分らしさは、視点の切り口に宿る 社長は会社の広告塔でありメディアそのものです。 社長が語ることで、組織の末端の新入社員へも伝搬していくのです。 ある意味、社長が会社の広告塔というのは当たり前です。 だからこそ、新入社員のあり方、ふるまい、態度に、会社の本気や理念の浸透度が立ち現れるのです。 新入社員へ浸透させるために、まずは社長おん自らがご自身の見た目、雑談、言葉選びをきっかけにして、自社を印象づける我田引水トークを身につけてみませんか? 叱りの達人 パワハラ対策専門家 河村 晴美
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