【叱るパワハラ講演83話】チームが力を発揮する時、しない時の些細な違いとは

企業様で、組織活性化の
プロジェクトに携わる時

まず最初に行うことがあります。

それは、

『プロジェクトの命名』

プロジェクトに名前を
つけるのです。

これをするか否かが
重要な成功の分かれ道。

成功の命運を握っていると
言っても過言ではありません。

えっ?!
それほど重要なのか?

そうなのです。

しかも、

『プロジェクト命名』は
適当にしてはいけません。

適当に決めてはいけません。

妥協してはいけないのです。

メンバー全員で、真剣に
ディスカッションすることが
重要なのです。

と言うのも、実は、

既に、この命名法がプロジェクトの
着眼、着想のフレームワークが
仕込まれているのです。

思考のフレームワークの
一例として例えば、

このメルマガで以前にも
お伝えした、現代哲学の
フレーズです。

==========
類似は差異に先立つ
==========

例えば、

どれだけ、同業他社さんと
離れるか。

また、

他社商品と比べるのではなく
全く異なるモノを指標にする。

ということです。

実は、組織活性化の
プロジェクトに着手するに
あたり、以前はチーム名を

第1チーム、第2チーム、第3チーム・・・

と、無機質にナンバリングして
いました。

しかし、それでは、メンバー皆さんが
気乗りしていないのが、ビシビシと
感じ取れるのです。

今考えたら、当たり前ですよね。

番号が名前というのは、
例えは悪いですが、

まるで、刑務所ですよね。

自分の名前を失い、
人格のはく奪です。

人間の拠り所、
アイデンティティを剥がされる
ことなのですから。

そこで、原点回帰しました。

『プロジェクトメンバー全員が
力を発揮するには、何が必要か?』

それで、プロジェクトの
第1回目に行うこと。

それが、

『プロジェクト名』を

今だかつてない切り口で
問いを立て、アウトプットする。

すると、メンバー全員の
結束力は各段に強くなっていくのです。

命名のプロセスで、メンバー皆さんが
一緒に時を刻むことが、
プロジェクトに愛着を生むのですね。

ただし、ここで要注意。

プロジェクト命名後は
内輪受けは、排除しなければ
いけません。

===========

プロジェクト進行で
勘違いしてはいけない

===========

そもそも、取り組んでいることは

社会へ価値創造する
プロジェクトです。

・商品のコンセプトを決める
・会社の理念の再定義をする
・新事業を創造する

上記のように、
社会へ打ち出す時には

愛着から反転させて

『突き放す』

つまり、自分から離して
客観視しないといけないのです。

内輪受けは、ほとんどの場合
社会と乖離しています。

冷静に、自分達を客観視して

「この商材、サービス、自社が
 無くても、世の中は
 困らないんじゃないか?」

と自己否定してみる視点が
必要なのです。

このような厳しい目に
さらした上で、それでもなお

「やっぱり必要だ」

となるためには、何が必要か?

概念の創造つまりコンセプトを
掘って掘って掘りまくる

言語化が必要なのです。

知的生産は、身体には汗は
かきませんが、頭に汗をかく
ことから逃げてはいけません。

今まさに社会が大きく転回しているタイミングです。

アフターコロナに向けて言語化に向き合うことが重要ですね。

貴社では、今だかつてない概念の創造に向き合っていますか?

ではまた。

**********

(河村のつぶやき)

河村の目指す理想の世界は

「叱る」育成が当たり前になり
「叱られる」側もへこたれなくなる
ことです。

「健全な自己否定」が当たり前の世の中になる。

これを目指しています。

幸せな失業?

いえいえ、これからも
次の概念創造へ
挑戦し続けていきます。

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