【叱り講演】 飲み会に行きたくない子羊をうまく叱る方法とは

 

 

過日、定期的に人財育成のお手伝いを
させていただいております企業様の
人事担当の責任者の方から
相談を受けました。

 

「若手社員より、職場の上司から
 飲み会に誘われるんですが
 どうやって断ったらいいですか?
 と相談されたのですが、
 それこそ、どうやって指導したら
 良いでしょうか?」

 

飲み会に誘うことも、パワハラじゃないのか?

と言われかねない社会の風潮。

 

部下は、仕事が終われば
プライベートの時間だから
立ち入って欲しくない・・・。

 

一方で、上司は、それでなくても
働き方改革で、部下と接する
時間が短くなったために、
接触頻度の減少を危惧。

 

上司としては、なんとか、
コミュニケーションをとり
信頼関係を構築したいと思い、
仕事終わりにちょっと誘ってみる。

 

しかし、部下とは意識のズレがあり
部下は、上司ほどに
コミュニケーションの必要性を
感じていない・・・。

 

職場あるある問題ですね。

 

このような状況下、部下を
何とか、飲みの席に連れ出したい。

 

で、断る部下へ、

うまく叱る言葉がないものだろうか?

 

って、この状況で叱るって、
まずNGですよね。

 

叱るテクニック

 

ではなく

 

まず、意識のズレがあることを
直視する必要がありますね。

 

つまり、コミュニケーションをとる
必要性があると思っているのは
上司側の立場。

 

業務外の時間にまで、
(しかも、自腹でお金を払ってまで)

コミュニケーションをとる必要は無い
と思っている部下側の言い分。

 

そうです。そもそも、

 

『問題意識がかみ合ってない』

 

ことが、問題なのです。

 

さて、

 

本日のタイトル、なんか変じゃないか?

 

 

と思われたのではないでしょうか?

 

 

子羊って・・・

 

 

さて、話は変わりますが、

 

先日、夏目漱石の『三四郎』の
ダイジェスト版を読みました。

 

わたくし、恥ずかしながら、
高校生の時の国語の授業で、
あらすじだけをざっと読み、

 

『三四郎』 『門』 『それから』

 

これ、漱石三部作って言うのね、
程度の受験勉強一夜漬けでした。

 

しかし、20年近くこの仕事を重ね、
コーチングや心理学、カウンセリングを
学んできて思うのです。

 

人間は、今も昔もそれほど
変わってないなと。

 

そして、その普遍性を
抽出する思考の肝は

==============
時空という構造が、主体に作用する
==============

 

と感じたことを、本日は

 

「羊」

 

というキーワードで

 

お伝えしたいと思います。

 

(「主体」とは、人間のことを指します。)

 

さて、

 

==============
時空という構造が、主体に作用する
==============

 

と言いましたが、

 

時空とは、時間と空間のことです。

 

で、時間軸と空間軸の中で、

「羊」というメタファ(隠喩)で

お伝えしてしたいと思います。

 

まず、時間軸で。

 

 

それが、夏目漱石作『三四郎』です。

 

『三四郎』が書かれた明治時代は
明治つまり江戸時代の封建制度の
崩壊であり、明治維新、文明開化。

 

明治時代は、個人の自由、
自由恋愛に目覚める黎明期
だったのです。

 

そのような時代背景の中での
文学作品ですから、今でいうと
『三四郎』はトレンディドラマ
なのです。

(トレンディドラマっていうのも
 すでに古い表現。
 否めませんが、ご容赦を・・・)

 

さて、その『三四郎』で出てくる
キーワードが

stray sheep(ストレイシープ)

 

そう、

 

迷える「羊」

 

なのです。

 

では次に。

 

空間軸で、「羊」を例えますね。

 

先日、河村は自衛隊の基地の
創設記念行事にお招きいただきました。

 

普段は関係者以外立ち入り禁止の
基地ですが、この日は一般の方へも
解放されて、お祭りのような賑わい。

 

自衛隊の音楽隊や和太鼓演奏、
そして、自衛隊グッズの販売や、
自衛隊名物カレーもいただけるエリアも
あったり、とても賑わっていました。

 

で、なぜ、河村が記念式典行事に
お招きいただいたのか?

 

それは、今年2019年7月に
講演をさせて頂いたからなのです。

 

自衛隊でも

 

「パワハラと言われない正しい叱り方」

 

を学ぶ必要があるとのことで、
お声がけいただいたのでした。

 

以前に、自衛隊のかなり上級幹部の方より
伺いました。

 

「美しさとは抑止力である」

 

と。

 

その方を見て、河村が感じたことは

 

美しさとは、思考と行動。

 

思考とは言葉であり、

行動はもちろん、振る舞い全てを指します。

 

言葉も行動も、思考がアウトプットされる時の形。

 

なので、

 

「思考が美しい」

 

これが肝なのではないか

と、考えたのです。

 

「思考が美しい」とは、どういうことか?

 

整理、整頓、清掃、掃除、躾…

 

製造業でよく言われている『5S活動』

考えてみると、その本質は、
単なるマニュアルではありませんね。

 

または、デザインでとらえると

 

美しさとは、シンプルであること。

 

Apple社を創業されたスティーブジョブズ氏が
生涯を通じて、追い求めたデザイン哲学
ですね。

 

また、美しさを所作でとらえるならば、

お茶の作法に通じる世界観が

頭に思い浮かびました。

 

さて、何の話だったのか?

 

そうそう、「羊」の話でした。

 

で、自衛隊の上級幹部の方を見て
思い出したのです。

 

美という一文字は、上半分が羊、下半分が大。

 

つまり、美とは、『大きな羊』。

 

羊という動物は、本来、とても臆病な性質らしいです。

 

だから、群れで行動するんですね。

 

だから、迷える子羊とか言われるんですね。

 

臆病な羊たちは、どうやって移動するのか?

 

それは、リーダー羊について行こうとするのです。

 

リーダー羊は、どんな羊が相応しいのか?

 

それが、『大きな羊』

 

つまり、

 

『美』を兼ね備えた存在なのです。

 

集団を導く存在
組織を束ねる存在

 

人間社会も同じです。

 

仕事における美しさを
持っているかどうか。

 

『仕事の美学』

 

を持っていないと、メンバーを
導くことはできません。

 

 

さて、

 

若手社員が業務外の時間

つまり、飲み会に行きたがらない

という本質は何なのか?

 

思うに、

 

業務中に、『仕事の美学』

 

を感じることができないので

 

業務外に、プライベートの時間を
費やしてまで、予見でき得ない
不確実な可能性に賭ける必要性が
感じられない。

 

と、思っているのではないでしょうか?

 

 

若手社員が求めているのは、

 

■心に刺さる一言

 

それもあるとは思いますが、

それよりも、

若手社員が考えている仕事観を
根底から覆してくれるような

 

■ゆさぶる思考

 

『仕事の美学』

 

なのではないでしょうか?

 

古代ギリシアで、重んじられていた

立派な人が備えていることは

 

善・美・徳

 

本日お伝えした

 

『美』とは、リーダーとしての

思考であり、言葉であり、行動です。

 

資本主義社会で生き抜く経営の
ど真ん中に置くからこそ、
良い人材も集まってきますね。

 

さあ、本日も価値ある成果を
生み出しましょう!

 

============
経営者こそ
『自己否定』と『高い視座』を
============

 

■一段上のメタ視点の叱り方
メルマガはこちらからどうぞ
http://lp.shikarinotatsujin.com/

■叱りの達人 河村晴美プロフィール
https://shikarinotatsujin.com/profile/