【叱るパワハラ講演】「自信を持ちなさい」が自信を失わせる

過日、母校の大学から2020年度のキャリアデザイン講義の登壇を頂きました。

おかげ様で、2010年度より非常勤講師で講座担当させていただき、今年で10年目。

こうして、母校のさらなる発展に貢献させて頂けることはまことにありがたいことです。

あらためて、思い出しました。

講義後に女子学生2人組に話しかけられたことを。

それは

「自信を持つには、どうしたら良いですか?」

10年前の河村晴美だったら

自信をつけるための方法を心理学領域から伝えていたと思います。

しかし、今は違う理論とアプローチで伝えています。

「何が、あなたに 自信をつけなければいけないと 思わしめているのか?」

言葉の大元を疑ってみると実は、自分が社会の常識や

そうさせたい何かの力学に縛られていたことが解明されますね。

自信を持たないと、何か悪いのでしょうか?

実は、そんなこと無いですよね。

ビジネスの場面であれば、自信があろうとなかろうと、

やるべきことをやってもらう。

これが仕事です。

たとえば、自信がなければ、

顧客先へ行かなくても良いのでしょうか?

自信が無くても、やるべきことをやらないと、仕事を全うしたことにはならないですものね。

それに、根本として

自信を持つことに焦点を当てることは、

自信の根拠を、自分の内面から探る。

つまり自己内面探索に視点が向いてしまうのです。

これでは、社会を見る視点は無くなってしまっています。

自信の根拠は何でしょうか?

主観では、独りよがりのものしか生まれません。

独りよがりの自信ですから、社会に通用しないと気づいた時に、余計に落ち込むのでは無いでしょうか?

ということで、主観では、自信は持てないのです。

客観的事実、他者から喜んでもらった、ほめてもらった事実の積み上げて、自信がついてくるのです。

よって、指導者側は

社会で通用する人財に育て上げることが大切ですね。

そのために、アプローチを変えてみましょう。

それは、

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周囲を安心させる人財を目指す
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安心させるとは

・時間通りよりも、5分前行動する
・敬語が使える
・仕事を任せた時に、進捗状況を
 自発的に、報告連絡相談に
 来てくれる
・自分が考えていることを
 都度都度、話してくれる
・困っていることを、抱え込まずに 
 早めに打ち明けてくれる
・いきなり消えない

などなど・・・。

いかがでしょうか?

4月は新人研修で
様々な業種の企業様の
お手伝いをさせて頂きます。

ビジネスマナーは何の為に必要なのか?

正直、それほどガチガチに行う必要は無いのではないか?

こう思う方もいらっしゃるかと思います。

河村も思います。

お辞儀の角度にさほど意味はありません。

しかし、場面によってお辞儀を使い分ける。

バリエーションつまり選択肢を持つことが重要なのです。

1つしか知らないと柔軟対応ができないですよね。

また、敬語についても

例えば、

「あざーす」

と言う新人を、
顧客訪問に同行させる
でしょうか?

これまで信頼関係を築いてきた担当者であれば、信頼失墜しかねない懸念はあらかじめ、払しょくしますよね。

つまり、同行はさせないと思います。

だからこそ、

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他者から見た自分は信頼足り得るのか?
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自分を客観視すればおのずとやるべきこと、自分の足らないことが見えてくるのです。

ということで、

指導者は、当人へ

「自信を持ちなさい」

という精神論よりも

「周囲を安心させる人に育てる。」

安心の論拠は、具体的な実践行動です。

この具体的行動を示して指導する。

それが、企業の行動指針として共有する。。

これが企業文化になるのです。

ではまた。

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