先日、管理職の方から相談されました。

 

「部下が何度もミスするんです。
 確認しろ!って、何度も注意しているんですが、なかなか改善しません。
 どうしたら、部下のミスが減りますか?」

 

よく聞かれる相談です。

あなたも、部下のミスについて悩んだことはありませんか?

 

■なぜ、部下のミスは減らないのか?

 

賢いあなたは、部下のミスの原因は、部下の不注意だと思っていませんか?

実は、そう考えているうちは、部下のミスは減りません。

 

もちろん、1回や2回でしたら「見直しチェックは必ず3回行いましょう」と言えば改善します。

しかし、そう注意しても、なかなか改善されない場合ってありますよね。

 

それは、そもそも問題の捉え方が間違っているのです。

 

■部下のミス【3つの原因】

 

原因①

お調子者でそそっかしい

 

部下がお調子者で、そそっかしいのであれば、全般的にミスが多いですよね。

この場合は、セルフチェックする方法を指導しましょう。

 

・書類などの場合は、印刷してチェックする

・マニュアルや手順書の項目を1つ1つチェックする

・提出前に、必ず3回見返す

 

行動のルールを指導して、その通りにやってもらうように指導します。

 

原因②
視座が低い

 

上司と部下で、視座が違っているために、ミスの怖さ、関係者への波及の大きさが見通せていないことが原因です。

視座が高くなると、視野も広がります。

 

上司の立場で見える景色と、部下の立場で見える景色はちがうのです。

よって、部下にはもっと高い視座で見通せるように、日々の指導をする必要があります。

 

それは、1つ1つのミスの注意指摘だけではなく、仕事を上位概念で捉えるような問いかけをすることです。

 

例えば

「この仕事は、何のために行っていると思う?」

「君が行った仕事は、次はどのようなプロセスを経ると思う?」

「このプロジェクトは、社会へどんなインパクトを与えると思う?」

などです。

 

このように問いかけると、その仕事の重要性が認識できますよね。

仕事の重要性は、仕事の誇りです。

 

不要なミスで周囲へ迷惑をかけると部下の評価が下がってしまいます。

誇りを持って仕事を完遂するために、自分の評価を下げないよう気をつけたいものですね。

 

実は、問題はそこではないのです。

あなたを悩ませている部下のミスは、上記のケースではないように思います。

 

「前にも言ったよね?」

部下が何度も似たようなミスをする。

 

上司のあなたは、本当にストレスが溜まっていることと思います。

さて、なぜ部下は何度もミスを繰り返しているのでしょうか?

 

原因③

上司への拒絶 

 

上司のあなたの忠告、仕事の指示、指導…すべて、イヤだから拒否しているのです。

 

頭では(仕事だからちゃんとやらなければいけない)

しかし、心の奥底では、拒否・拒絶 しているのです。

 

だから、(イヤだなあ)(やってられない!)と気持ちがのっていないのです。

というのも、例えば、自分の給料明細を見たとき、もしも記載の不備があったら見逃さないのではないでしょうか?

 

部下のミスの原因は、上司の態度にある

 

もし、あなたが、以下のような態度ならば、部下のミスの原因は「あなた」です。

 

・部下は、上司の言うことを聞くのが当たり前である
・部下は、自分から挨拶をするのが当たり前である
・部下は、上司のものである

 

問題の原因は、上司が部下に対して足りないのです。

・礼儀礼節の実行がない
・敬意を評していない
・感謝が足りない

 

「部下が動いて当たり前」ではありません。

 

むしろ「部下が動くのは奇跡だ!」と捉えると「ありがとう!!!」と感謝するのではありませんか?

そうそう、そうなんです。

感謝が足りないのです。

 

「当たり前」にあぐらをかいていては、手痛いしっぺ返しをされますよ。

 

■叱る前のセーフティネット

 

あなたが危険にさらされないために、セーフティネットを敷いておきましょう。

つまり「パワハラだ!」と言われないための仕込みです。

 

✅叱る前のセーフティネット

・礼儀礼節
        →上司から部下へ挨拶をする

・敬意
        →部下の名前を呼びかける

・感謝とねぎらい
        →「ありがとう」「助かったよ」「君のおかげだ」と言う

 

(なんで、上司が部下へこんなことまでやらなきゃいけないんだ!)

あなたは、そう思ったかもしれません。

 

しかし、あなたご自身のためです。

 

部下を動かすのが上司の仕事。ですよね?

役職の有無と、人間としての存在の優劣は、別の話です。

 

Z世代は、役職に執着していない

 

Z世代の部下メンバーは、上司が感じているほど、役職に執着がありません。

だから、役職をかさにして、権力を振るわれても「だから何ですか?」と飄々(ひょうひょう)としているのです。

 

しかし、それはむしろ正しいです。

 

役職とは、単なる自社と取引先だけに通用する、記号にすぎません。

役職がアイデンティティになると、むしろ会社以外では、たちどころに自分の存在の実感が危うくなってしまいますものね。

 

部下のミスを減らす問題解消の方法

 

話をまとめましょう。

 

部下のミスは、上司への拒否・拒絶

 

ミスが起きる問題の解消には、【叱る前のセーフティネット】を敷くことです。

ぜひ、あなたご自身のためにも、✅叱る前の叱る前のセーフティネット   ご活用ください。

 

 

《無料で自動的にコラムが届きます》

「叱るだけじゃない」
思考力を磨く叱りの達人メールマガジン  

 

「それって、ホントに正しいの?」
「何が、そう思い込ませているの?」

 

思い込み、固定概念、先入観を解体し、新しい価値観の再構築のヒントになる内容です。

 

週2回程度、お昼ごろに届きます。
無料メルマガ配信解除は、いつでもできます。

 

後回しない! 今すぐメルマガ登録を >>こちらの登録フォームからどうぞ。