【部下育成の誤解】「ビギナーズラックとは運」は本当か?

 

よく、営業職の方より、聞くことがあります。

 

「ご契約いただけたのは、良いお客様に恵まれました。

 

 私の実力ではありません。

 

 本当にたまたま運が良かっただけです」

 

いわゆる、ビギナーズラックのことです。

 

あなたも、人生で1回はビギナーズラックを享受したことがあるのではないでしょうか?

 

ビギナーズラックは運ではない

 

河村晴美が営業研修や、リーダーシップ研修などでお伝えしていること。

 

それは、実は、ビギナーズラックとは、運ではないのです。

 

「いや、セールス初心者で、いきなりご契約を取る人もいるでしょう?」

 

はい、その通りです。確かに存在します。

 

では、初心者にも関わらず、ご契約が取れる人は何をしているのでしょうか?

 

それは、

教えてもらったことを素直に、型通りに実行した人です。

 

ベテランに王道のやり方を教えてもらい、そのまま実行すると自然と実績が上がるのです。

 

しかし、その成功が長続きしないのです。

 

なぜでしょうか?

 

それは、慣れたら我流に走ってしまうからなのです。

 

本当は、基本に忠実にそのまま続けていたら成功が続くのに、つい自分流に変えてしまうんですよね。

 

人間は、本当に自分が好きなんですね。

 

物事を習得する4つのステップ

 

✅物事を習得する4つのステップ

 

第1ステップ:知らないからできない

第2ステップ:知っているけれど、できない

第3ステップ:意識すればできる

第4ステップ:意識しなくてもできる

 

上司リーダーが部下メンバーを育成するときの注意点

 

上司リーダーが部下メンバーを育成するときの注意点は3つあります。

 

■注意点の1つ目

第2ステップ:知っているけれど、できない

人の心がくさりやすいのは、第2ステップです。

 

わかったのにできない状態が続くと、(ああ、私には才能が無いんだ…)って落ち込みますよね。

 

ですので、上司リーダーは、部下メンバーに早く手応えを感じさせることが大事です。

 

部下メンバーが自身が成長している実感、つまりBeforeAfterを感じさせるようにすることが重要なのです。

 

■注意点の2つ目

第3ステップ:意識すればできる

 

成功体験でうれしくなるのは良いのですが、「できた!」基本の型を忘れてしまうと次からはできなくなってしまいます。

 

上司リーダーが行うことは、単にほめるだけでは足りません。

 

部下メンバーとともに、今回うまくいった成功体験を体に浸透させるために、一緒に振り返りを行うのです。

 

基本の型を浸透させるために、上司と部下で一緒に振り返りを行う

 

■注意点3つ目

第4ステップ:意識しなくてもできる

 

ここまできて、初めて「身についた」ということです。

 

逆に言うと、第4ステップまで来てないうちは、我流で行うと失敗するということなのです。

 

うまくいかない人のたった1つの共通点

 

日本の伝統芸能の世界では、芸を身につけるプロセスとして、「守破離」と言われています。

 

守:型を守る
破:型を破る
離:型から離れる

 

この方法は納得しているし、プロセスも間違っていない。

 

なのに、ビギナーズラックがその後も安定せずに、途端にうまくいかなくなるのはなぜでしょうか?

 

その理由は、型を破るタイミングが早すぎるのです。

 

✅うまくいかない人のたった1つの共通点

「破」のタイミングが早すぎる

 

型を破るのは、第4ステップ(意識しなくてもできる)状態になった後です。

 

多くの人が、第3ステップ(意識すればできるようになる)で、早々に自分流にアレンジが始まるのです。

 

自分流は、単なる我流。

 

型破りではなく、単なる型無しなのです。

 

型破りなのか?
型無しになっていないか?

 

まとめ:ビギナーズラックは理論と実践に裏打ちされている

 

ビギナーズラックは、単なる運ではありません。

 

ビギナーズラックを生み出すのは、以下です。

 

✅ビギナーズラックを起こす2つの必須条件

 

・素直さ
・実践の量稽古

 

あなたも、もう一度、部下メンバー育成の原点に立ち帰ってみませんか?

 

きっと、育成指導の質がさらにアップデートされるはずです。

 

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