【人財育成】なぜ、あの人はいきなり聞かれても論理的に説明できるのか?
あなたの周囲に、こんな人はいませんか?
あの人は、いつでもどんな時でも、聞いたばかりのことを上手に要約また説明できるなあ…。
いますよね、こういう人。
聞いた直後にポイントをつかんで要約して、さらに最初に話した人よりももっとわかりやすく説明できる人。
さて、あなたは、いきなり質問された時、うまく説明できる自信がありますでしょうか?
なぜ、説明が上手になると、あなたのストレスが減るのか?
実は、部下メンバーを動かす際に、説明の上手な人はとても有利なのです。
というのも、説明が上手であると、力押しや無理強い、圧をかけずに、相手を動かすことができるからです。
いや、相手を動かすというよりも、相手が自然と動いてくれるようになる。
つまりは、説得ではなく、納得して動いてくれるようになるのです。
このスキルを身につけると、あなたも部下育成で、余計なストレスがなくなると思いませんか?
ポイントを抽出して説明する人は何をしているのか?
世の中に、説明のフレームワークは数限りなく存在します。
そんな中で、一番シンプルで応用可能なフレームワークを1つご紹介しますね。
それは、ピラミッドストラクシャーです。
■ピラミッドストラクチャー
頭の中に、ピラミッド型の三角形を描いてみてください。
その三角形を、3つの階層に分けます。
✅ピラミッドストラクチャー:3つの階層
上階層:主題(=結論) 中階層:根拠 下階層:具体例
これは、PERP法と同じです。
✅PERP法
P:要点(結論・主張) E:理由(結論に至った理由) R:具体例(例・データ・状況) P:もう一度、要点(結論・主張)
説得力のある人が使わないこと
説得力ある人、ない人、は何が違うのでしょうか?
言葉の勢いや語調、リズムなどの雰囲気ではありません。
あきらかに、テキスト(言語)の話に盛り込んで内容が違うのです。
✅説得力のある人が使わないこと
・形容詞 ・副詞
すごい、やばい、かわいい、大きい(小さい)などです。
これらは感覚です。
感覚は、人それぞれの主観なので伝わりにくいのです。
説得力のある人が多用していること
それでは、次に説得力のある人が多用している表現は何でしょうか?
✅説得力のある人が多用していること
・数字 ・事実 ・エピソード
大きい小さいは、人によって想定が異なりますが、1cmは世界共通です。
また、事実とは実際に起きたことなので、実績にも活用できます。
例えば、
「この人はすごい人気者なのです」
よりも
「この人は、◯年◯月◯日に、オンラインで◯名の方に視聴された」
の方が説得力がありますよね。
エピソードは、事実であり、なおかつストーリーなので、人の頭の中にイメージを描きやすくなります。
これらを、ピラミッドストラクチャーに入れ込んで説明すると、説得力が高まる話仕方に変われます。
まとめ:説得力のある話し方を身につける方法
あなたが、説得力のある話し方を身につける方法は、1つです。
心構えより、実践あるのみ!
このコラムに書かれていることを、実践してみましょう。
繰り返し実践することで、だんだんと身についていきます。
あなたが相手に語ったことが、相手の頭の中いっぱいにイメージを描き「なるほど!そうか!」と納得してもらえることは、とても嬉しいですよね。
ぜひ、あなたと相手が共感して、イメージを共有されていくことを楽しんでみてくださいね。
《無料で自動的にコラムが届きます》 「叱るだけじゃない」 思考力を磨く叱りの達人メールマガジン 「それって、ホントに正しいの?」 「何が、そう思い込ませているの?」 思い込み、固定概念、先入観を解体し、新しい価値観の再構築のヒントになる内容です。 週2回程度、お昼ごろに届きます。 無料メルマガ配信解除は、いつでもできます。 後回しない! 今すぐメルマガ登録を >>こちらの登録フォーム からどうぞ。
- 投稿タグ
- パワハラ, 成果を出させる上手な叱り方, 自己肯定, 部下育成