【叱りの達人】この漢字、何と読む?

~Google先生は教えてくれない。書道との思考合戦~

 

 

こんにちは。
叱りの達人こと河村晴美です。

 

先日、久しぶりに書道を
教えてまいりました。

普段は、お世話になった方への
お礼【果たし状】は、
小筆で
書くので、先日久しぶりに、
大筆を握りました。

 

一緒に稽古したので、
わたくしも書いてみました。

 

漢字一文字、半紙の真ん中に書きました。

 

門構えに『光』

さて、何と読むのでしょうか?

 

 

Google先生、

この漢字は何と読むのでしょうか?

 

答えは・・・

 

出てきません。

 

この漢字は、今のところ無いです。

 

河村が創作してみました(笑)

 

なぜ、この漢字を思いついてしまったのか?

 

それはですね・・・。

 

ビジネスを『脱構築』する思考を磨き合う勉強会での

 

『問い』

 

がきっかけでした。

 

非公開の勉強会なので、詳細は語れませんが、

 

その『問い』というのは

 

「音とは何か?」

独自定義をしてみる

 

というものでした。

 

さて、あなただったら、

 

「音とは〇〇である」

 

どのような定義をされますでしょうか?

 

よく、情報を取り入れる際に、自分の得意な情報の取り入れ方として、

 

視覚?聴覚?または体感覚?

 

人によって優位なものが異なるとか、

言われたりしますよね。

 

その勉強会で、ある方が、

 

「音を囲ったら、無音になると思いませんか?

 

しかし、

 

音を門構えで囲った漢字の『闇』は、

視覚を遮断されることを指すのですよね。」

 

聴覚の刺激を遮断する
イメージを漢字にしたら

視覚の刺激を遮断する漢字になる。

 

そういえばそうですね。

 

ちょっと面白いと思いませんか?

 

ならば、

 

光という視覚を

刺激するものを門構えで囲ったら、

光を遮断したら、

 

どんな意味また世界観が立ち上がってくるでしょうか?

 

ということで、

 

門構えに『光』と書いた漢字を

創作してみました。

 

さて、この漢字一文字、
何と読ませましょうか?

 

発想を飛ばすと、
面白い読み方ができそうですね。

 

 

話は変わりますが、

 

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり」

 

名調子で始まる平家物語について、能楽師の先生が面白くて分かりやすく解説された本を読みました。

 

平家が衰退したきっかけは、
それまでの貴族社会は

 

光の貴族、闇の武家

 

平家は闇を支配することが巧みであったことで勢力拡大していたのに、

いつのまにか、

平家が貴族のように振舞い始めた。

 

それがきっかけとなり、

 

光の平家、闇の源氏

 

源氏に打って変わられた。

 

鎌倉幕府以降の武士達は「平家物語」から教訓を学びシミュレーションしていたとのことです。

 

光と闇
平家と源氏

 

平家物語は、この二項の構図を映像が想起されるよう分かりやすく描かれているとのこと。

その能楽師の先生が解説なさる、古典を現代の特に組織論に活用する文脈変換。

 

この方法がとても勉強になりました。

 

さて、せっかくなので思考を広げて「平家物語」から少し離れて

 

『光と闇』

 

について考えてみたいと思います。

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『光と闇』の二項対立

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さて、

光と闇の二項対立は

光が、優位なのか?

それとも

闇が、優位なのか?

 

実は、

どちらが優位かは、言い切れないですね。

 

二項対立の例として

 

例えば、

・左右

「左」を証明するためには、
「右」を示す何かが必要になります。

 

・明暗

「明るい」を証明しようとしたら、
それよりも「暗い」を示して
比較させることで、
「明るい」が表現できます。

 

・長短

「長い」ということを主張したら、
「何に比べて?」と大抵は
 聞かれることでしょうか?

 

二項を並べる理由は、ある事象を捉える時、それだけにフォーカスするのではなく、一段上からの視点で対立軸をたてると、その事象が捉えやすくなります。

 

しかし、

わたしたちは、これら二項対立について、無意識のうちに優劣関係をつけてしまっていることが多いのではないでしょうか。

 

善悪

生死

上下

多少

常識非常識

正常異常

 

優劣関係に捉われてしまうと、それこそ、良し悪しの感情に絡めとられてしまいます。

 

二項の対立は、優劣関係をつけるものではありません。

だからこそ、

二項対立の優劣関係に根拠はありません。

 

ということで

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「二項対立の優劣関係は反転可能である」
=================

と、あるフランス哲学者が
論理的に示しました。

 

この思考法を

 

『脱構築』

 

と言います。

 

自社の事業を、今までの延長線上で考えるのではなく、根本から考え尽くす。

真逆の視点から考え直し、真偽を懐疑してみる。

すると、今行っている事業についての意味付けも深耕する効果もありますね。

 

==========

『光と闇』の二項対立

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そういえば、

NHKのBS番組でダークヒーロー」特集がありました。

 

スターウォーズのキャラクターの中でも、ダースベーダーは人気がありますね。

 

谷崎潤一郎の名作に「陰影礼賛」もありますね。

 

「陰影礼賛」は、確か日本の美意識について書かれていることを、高校の現代国語で習ったのを、頭の片隅のたんすの奥に謙虚に秘めやかに記憶されています。

(私の本棚の文庫本は2ページで止まっています…汗)

 

『闇』は、人を惹きつけるようですね。

 

あっ!

 

二項対立に優劣関係は無いというお話でした(笑)

 

そして、Google先生とアナログの手書き書道にも、優劣関係は無いと信じております。

 

相乗効果で活かし合えるよう、これからも、高い視座から『問い』を発していきたいと思うこの頃です。

 

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