あなたの職場で、こんなことありませんか?
事例: 部下が取引先へ渡す書類に書きまちがいをしてしまいました。 その際に上司が言った言葉です。 「大学を出ても、こんなこともできないのか。頭、おかしいんじゃないのか」
✅NGポイント
・大学を出ているかどうかを引き合いに出す必要はない ・頭がおかしいかどうかの根拠が不明
よって、上司の発言の根拠があやふやなので、部下は上司をこのように感じます。
部下のタイプによって、上司への思いは異なりますので、以下に2つい大別してお伝えします。
優秀な部下:根拠があやふやなので上司の思考力に疑問を持つ
繊細な部下:上司の言葉に心が傷ついて自信を失う。または、思考停止になる。
書き間違えは、部下のミスです。
それはそうなんですが、部下を責めても良い方向には向きません。
■モノは言いよう、言い換えよう!
今回の事例で言い換えてみましょう。
事例: 部下が取引先へ渡す書類に書きまちがいをしてしまいました。
✅言い換えてみよう
「ここ、書きまちがいしてる。改善してください」 「これで注意するのは◯回目だよね。自分でまちがいを発見できるためにどんなことしたら良いと思う?」 「何度も書きまちがいが自分でチェックできない状態は、集中力や判断力が落ちてるのかなと思ってしまうんだけど、どうしたら良いかな」
■なぜ、言い換えることが大切なのか必要なのか?
言い換えする理由は、こちらの記事に書いています。参考にしてみてください。
■まとめ
余計な一言で、足元をすくわれます。上司の仕事は、部下マネジメント。
部下をマネジメントすることは、部下が成果をあげるために、上司が部下を支援することです。
部下が気落ちしたり、メンタルダウンしてしまうことは、上司のマネジメント能力が問われるのです。
だからと言って、部下育成を甘くするのは、かえって部下のためにもなりません。
部下の自己尊厳を高めながら、上司のあなたが感謝される叱る方法を身につけてみませんか?
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