【パワハラ脱出法】怒っている「気の毒」な人に巻き込まれない方法まとめ7選

目次

怒っている人は「気の毒」な人

怒っている人は、毒を持っているのです。 なので、怒っている人は「気の毒」な人なのです。 このような人に対して、どう関わるのが良いのでしょうか?

怒っている人に巻き込まれない方法まとめ7選

怒っている人は、毒を溜め込んでいます。 その毒から影響されないように、安全確保する必要があります。 怒っている人との関わり方を7つ挙げます。 ✅怒っている人に巻き込まれない方法7選
1. 境界線を決める
2. 結界を決める
3. 自分外生物と認識する
4. 解体する
5. 怒りの下の仮面を探す
6. 緩衝材を作る
7. シールドを張る

1. 境界線を決める

怒っている人と関わらなくて済むのであれば、それにこしたことはありません。 しかし、ビジネスではどうしても、やりとりが発生する場合もあります。 例えば、上司や先輩など…。 そのような場合は、仕事においては無視できないので、大人の所作として割り切りましょう。 仕事なので、ここまでは了解。 しかし、それ以上、攻撃されたり威圧されたら、ガマンせずに伝える。 マイルールとして、境界線を決めておくことです。 例えば、 ・仕事においては、厳しい注意指摘、不足点の指摘も受け入れ改善に努める。 ・プライベートにおいては、聞かれても答えない反応をやってみる。

2. 結界を決める

結界とは、仏教における、聖域と俗界との分け目です。 相手がどんなに怒っているとしても、自分は影響されないと決めることです。 自分にとって、精神的に安全なよりどころを確保するためにも 「ここまでは許せるけど、ここからは、ひと言いわせてもらう」 を決めることです。

3. 自分外生物と認識する

自分と異なる存在です。完全に「分かり合える」はずがないと、割り切りましょう。 「何が原因で怒っているのか?」理由は、人それぞれです。 自分と異なる理由で怒りが放出する人がいるという事実を、巻き込まれずに距離をとって眺めてみましょう。

4. 解体する

怒っている人は「何を怒っているのか」仕分けします。 怒りの原因、背景、拘っていること、守っていることなど、怒っている人の思考や行為を解体してみましょう。 すると、その人の行動パターンが見えてきます。 多くの場合、人は自分が軽んじられた、敬意を払ってもらえない時に、不満、不安、不愉快に感じるものです。

5. 怒りの下の仮面を探す

怒りの感情は、何かを隠しています。 大抵の場合、隠していることとは、不安、執着、弱さです。 「期待していたのに裏切られた。だから腹が立つ」 「失敗したなんて、信じられない。現実を受け入れたくない」 「あの人が悪い。世間が悪い。社会が悪い」 怒っている人の顔の下に隠されている本当の顔をプロファイリングしてみましょう。

6. 緩衝材を作る

怒っている人に直接接すると、被害を被るかもしれません。 なので、間に何か緩衝材をはさみましょう。 誰か適切な人が間に入ってくれると良いのですが、それが無理な場合は、自分が使う言葉にクッション言葉を挿し入れるのです。 例えば ・不躾なお願いですが ・恐れ入りますが ・お手数おかけいたしますが ・◯◯さんに失礼があってはいけませんので ・◯◯さんに迷惑がかかってはいけませんので

7. シールドを張る

あなた自身が安全を確保しておきます。 仕事に支障をきたさない範疇ならば、精神的無視も可能です。 シールド内は、完全あなただけの世界。 誰にも迷惑をかけない場所ならば、シャウトもストレス発散になります。

時と場合と場所を見極める

仕事においては、怒っている人とうまくやっていく必要があります。 特に、上司に対して、本コラム「怒っている人との関わり方まとめ7選」を行うと、さらに関係がギクシャクするリスクがあります。 怒っている人との関わり方は、今回述べている7つだけではありません。 むしろ、あなた自身の創造性を発揮して、あなたらしいやり方を見つけてみてください。 大切なことは、打つ手はある ということです。

怒っている人は「怒る」以外の表現を知らない

あなたは、あなたらしいやり方を創造しましょう。 怒っている人は「怒る」以外に表現する方法を知らないのです。 怒るエネルギーも有効活用できるのに、その方法に気づけないことはもったいないことです。 なので、やっぱり「気の毒」な人です。

「怒り」を解体するのは感情論ではできない

「怒り」を解体して、宝を抽出するのは感情論ではできません。 他人を変えることはできません。 できないのですから、無駄な努力はやめましょう。 そして、そんな人にあなたの大切な時間と気力と労力を費やすことは今すぐやめましょう。 相手の怒りに、あなたが巻き込まれないように。 そのためには、ガマンではなく、合理的思考が必要です。 ガマンではなく、合理的思考法を、今すぐ身につけてみませんか? 叱りの達人 パワハラ対策専門家 河村 晴美
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