【パワハラ防衛】上司を怒らせずにコントロールする会話のコツ厳選2つ

目次

上司に「共感」はいらない

人と接するとき「共感」は大切です。 しかし、ビジネスで成果を上げる場合は「共感」より「理解」が重要です。 というのも、部下は上司が指示する内容、意図、背景などを正しく理解できていないと、トンチンカンなことをやってしまい、上司に怒られてしまうからです。 せっかくの努力も水の泡ですし、がんばったことが評価されず、挙げ句の果てには、効率が悪いとか生産性が低いと評価が下がってしまうのです。 ✅上司と部下のコミュニケーション
上司は部下へ、共感する
部下は上司へ、理解する

上司の話が理解できないとビジネスでは悲惨

上司の話が理解できないとどんなデメリットが出てしまうでしょうか? ✅上司の話が理解できない時のデメリット
・指示内容が理解できないと、無駄な仕事が増える
・がんばっているのに、努力の方向性がちがってしまう
・ムダな努力で疲れる割に、評価されない
・ミーティングから外される
・信頼されない
・やりたい仕事に配属されない、任されない
・自信を失う
・才能が発揮できない

上司を怒らせない会話のコツ

まずは、上司からの指示を正しく理解することです。 上司より「この仕事、今すぐやれ」と言われた場合を考えてみましょう。 ここで「この仕事は、何のためですか?」と聞くのは、作戦としてNGです。 部下に求められていることは、すぐに着手することです。 ただし「考えるな。動け!」と言っているのではありません。 「考えてから、動け!」 この時、考えることは、仕事の目的(Why) よりも、方法、手段(How)です。 何のためにやるのか? よりも どのように行うのが効率が良いか? を優先して考えます。 そして次に、動くのです。

How(方法・手段)

・納期、人件費、情報、設備など、使えるものは何か? ・最適解は何か? 自分の得意なやり方よりも、全体最適はどうだろうか?

Do(実行・実践)

・今行う最適な方法を実行する ・1つではなく、できうる全てを複数、同時進行で実行する ・ネガティブ思考で、念のために「ここまでやるか」というレベルまで行う その上で、思考を深掘りします。

Why(目的・意義・意図)

・自分の期待されていることは何か? ・この仕事を行う目的は何か?

仕事とは、思考と行動のワンセット

仕事とは、思考と行動の両方を任されることです。 How→Do→Why→Do→How(バージョンアップ、改善)…… 上記を最速でグルグル回していきます。

「わかりました」が自分の首をしめる

上記の流れの中で、上司が言っていることが理解できないと仕事の着手ができません。 上司の指示を聞いて「わっかりました!」と言いたいけれども、(ん?どういう意味?)理解できないことがありますよね。 さて、そのような時にはどうしたら良いのでしょうか? わからない時は、確認することが需要です。 確認を遠慮してしまうと、あとで自分が苦しむことになります。

上司の指示がわからない時の逆質問の方法2選

上司の指示の内容がわからない時は、逆質問をします。 逆質問するときに、上司が動いてくれる、効果的な枕詞があるのです。 ✅NGな枕詞
私がわからないので、もう一度教えてください
一見すると、悪くないように見えます。 しかし、忙しい上司は、部下の理解力が低いために、自分の貴重な時間を奪われるのは、イラッとしてしまいます。 上司「お前のために、なんで俺がもう一度言わなきゃいけないんだ!聞いてないお前が悪いんだろ」と言われかねません。 主体を自分にしているために、相手(上司)は動いてくれないのです。 ✅OKな枕詞
・失礼があってはいけませんので、もう一度教えていただけませんでしょうか?

・ご迷惑をかけてはいけませんので、確認させていただけませんでしょうか?

誰だって、迷惑をかけられたくないです。 失礼なことをされることは損失ですから、避けたいです。 これら2つの枕詞を添えることは、上司を主体にしているのです。

言葉を変えると結果が変わる

おさえるべきポイントは、相手を主体にすることです。 結果的に、自分が成長できれば良いのです。 相手を優先することで、自分の欲しい結果を手に入れることができます。 ちょっとした一言ですが、工夫することであなたの評価も変わります。 ぜひ、あなたの評価を高めていくために、実践してみてください。 叱りの達人 パワハラ対策専門家 河村 晴美
《メルマガ登録をおすすめします!!》

叱りの達人メールマガジン

「叱るだけじゃない」 解決方法で、問題を解消しよう。
コミュニケーションを抜本的に見直してみるお役立ち情報です。

「それって、ホントに正しいの?」
「何が、そう思い込ませているの?」

思い込み、固定概念、先入観を解体し、新しい価値観の再構築のヒントになる内容です。

メルマガ登録すると、ブログにアクセスする手間がなくなります。
週2回程度、お昼ごろに届きます。

メルマガ登録は、こちらからどうぞ。
]]>

よかったらシェアしてね!