【怒り感情コントロール】イラッとして6秒数えたけど怒りがおさまらない人のための処方箋2選

目次

なぜ、怒りの感情は無くならないのか?

怒ってしまったことで、自分の立場が悪くなったり、大切な人を傷つけたり、誤解も含め損害が出ることがあります。 職場であれば、まさにパワハラ問題ですね。 「怒りの感情を無くしたい」 と考える人は多いです。 こんなにも悪影響を及ぼすのに、無くならないのはなぜでしょうか? それは、生きるエネルギー、生命維持に関わるほど重要だからです。

リビドーは、生きるエネルギー

精神分析の父フロイトは、リビドーという概念を提唱しました。 リビドーについて、フロイトは「性的エネルギー」と定義しました。 ユングは、リビドーを「生きるエネルギー」と定義しました。 つまり、フロイトよりも広義的に解釈したのです。 喜怒哀楽の中でも「怒り」はより動物の本能に近い「情動」です。 子孫繁栄にはライバルと戦うことが求められます。 自身が生き残るためには、餌を捕獲することは必須です。 このように、戦闘モードは生き抜くために必須の情動なのです。 人間にも動物的な身体機能が残っていますから、怒りは生存本能に刷り込まれているのです
怒りは、生き伸びるためのエネルギー

なぜ、怒りの感情はコントロールできないのか?

怒りの感情は、厄介です。 と言うにも、怒りは怒りを増幅させて行くからです。 これは、怒りの感情に巻き込まれてしまうデメリットです。 お金ならば、福利で増えるのは嬉しいことですが、怒りが福利で増えるなんて、多くの人にとっては敬遠したいことですね。 怒りに巻き込まれないためには、どうしたら良いのでしょうか? ✅「怒り」感情に巻き込まれる末路
6秒待っても、怒りはおさまりません
むしろ、怒りが増幅される危険があります
✅「怒り」感情に巻き込まれない方法
「待つ」防衛策より、大いに積極活用しよう。

イラッとして6秒数えたけど怒りが治らない人のための処方箋2選

「イラッとして6秒数えたけど、怒りがおさまらないんです」 せっかくのあなたの生きるエネルギーなので、抑えるなんてもったいない。 大いに活用しましょう。 ただし、活用方法を間違えると、けんかも元になりますし、場合によってはパワハラ問題となり訴えられたりします。 なので、怒りのエネルギーは取扱い注意なのです。 ✅イラッとして6秒数えたけど怒りが治らない人のための処方箋2選

①怒りの感情の根源をさがそう

実は、怒りの根源には、その人の価値観が根ざしているのです。 と言うのも、怒りとは当人にとって許せないこと、間違っていると思っていることだからです。 例えば、 ・目上の人には目下の人から挨拶するべきである ・上司に口答えするのは失礼だ ・電車内での音漏れは人に迷惑をかけるからダメだ など。 よくよく考えると、上記について実害は出ていないのです。 しかし、あるべき論を正しいと信じている人から見ると、できていない人を見ると「間違っている!」と見なしてしまうのです。

②怒りのエネルギーを有効活用しよう

「怒り」の正体は、現状不満足です。 ビジネスは、今現在の社会に満足していたら生まれません。 ・困っている人を見過ごせない ・不便は、みんなの不利益 ・不快を解消したい ・イラッとする他人の八つ当たりは不愉快 これらの「不」の解消がビジネスです。 なんとかしたい!!!! これが新しいビジネス誕生の種です。 「怒り」は、何か社会へ物申したいことがあるからです。 「怒り」を止めるな。活用せよ

 「怒り」は使い方次第

「怒り」はネガティブにはたらくこともあります。 一方で、ポジティブに行かせることもあります。 全ては表裏一体。 「怒り」は、喜怒哀楽の中でも突出してエネルギー量が大きいからこそ、溜め込むと危険です。 せっかくのエネルギーなので有効活用しましょう。
怒りの感情は捨てる
怒りのエネルギーを活用する
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