【パワハラ厳禁】怒りの感情を捨てない

怒りとは何か   怒りの感情が湧いてこない人はいません。 なぜならば、怒りの感情とは、執着心だからです。 執着心が無くなるということは、まさに悟りの境地。 仏教においては高僧レベルですので、凡人には到達し得ない境地です。 それほど、執着心を手放すことは難しいのです。 さらに、執着心を人間関係をテーマとして深堀りしてみます。 (相手に○○してもらいたい)←けれども思い通りにならなかった。 つまり、相手が自分の期待通り、思い通りに、コントロールしたいのにできなかった時に相手に対して腹が立つのです。 これらは、相手への甘え そのものなのです。

怒りの感情の対処方法

では、私たち凡人は怒りの感情が湧いたらどうしたら良いのでしょうか? 抑えようとして抑えられるのであれば、誰も苦労はしません。 重要なことは、なるべく怒りの感情が湧いてこないようにする。 そして、万が一、怒りの感情が湧いてきた時に、どうすれば良いかの対策を身につけておく。

怒りの感情への2つの有効な対処方法

目次

①緊急対応

怒りの感情が湧いてきた場合の3つのステップです。 <AKBモデル> *叱りの達人協会(有限会社ハートプロ)の考案 A:あっ、私は怒っているのかな? (自分に気づく) K:呼吸を整え息を吐く (深呼吸して副交感神経を優位にしリラックスする) B:ビックリしたと認識する (怒っているのではなく、想定外の状況になり驚いたのだと理解する) 怒りの感情が湧く構造は、自分の想定と異なる状況になった為に驚いたのです。 また、自己防衛のために相手へ威嚇するのです。 まずは、怒りの感情が発動するからくりに気づくことで、冷静になりましょう。

②根本解決

怒りは喜怒哀楽の感情の中でも激しいために、情動と言われたりします。 つまり、他の喜び/悲しさ/楽しさよりも、エネルギーが大きいです。 なので、怒りの感情は、なお一層自制心が必要です。 <ノートデトックス法> デトックスとは浄化と言われ、洗い流したり放つ意味です。 ステップ1:ノートに書き出す What:感情や出来事などの言語化 ステップ2:過去体験を想起する Why:理由/要因分析 ステップ3:未来へ活かす How:方法手段

方法解説

ノートに書き出す内容は、何でも構いません。 (腹が立つ!)(○○してしまえ!)など、何でも構いませんから とにかく書き出してみましょう。 綺麗に書く必要はありません。 むしろ、自分しか読めない字(暗号のような文字)が良いでしょう。 うっかり他人にそのノートを見られても良いように、自分以外の人には解読不可能な文字がおすすめです。 書き出すうちに、脳の中のゴミを出しているかのようにスッキリしてきます。 これら思い出したこと、今の気持ちや気づき、これから活かすことなどについて、書き出します。 綺麗な文章にする必要はありません。 箇条書きにする必要もありません。 自分だけが読めればOKです。

予想される効果

書き出しているうちに、過去にも似たような体験があったことに気づきます。 芋づる式、連想ゲームのように(そう言えば、似たようなことがあったなあ…)という感じで 過去の経験や思い出が想起されます。 それらが、実は怒りにリンクしています。 過去の経験に折り合いをつけていないために、この度目の前の出来事を見て かつての未消化は体験に、チクチク心が痛むのです。 こうして、自分の傾向や好みなどを自覚します。 未消化な過去の体験(失敗、自信喪失、迷いなど)と目の前の出来事の連結と解体します。 過去の自分を多面的にとらえて分析をします。 そして、今現在を点検した時、過去の負の思い出に絡めとられないようになります。 書き出した言葉を眺めることで、気づきが促進されます。 脳内のゴミ出しすることで、頭の中がスッキリクリアになります。 こうして怒りの感情の原因を解消することで、これから先は怒りの感情に振り回されることが軽減されることでしょう。 そして、怒りを規定的否定し、執着心を抽出し目標達成や成長欲求の充足に活用していきましょう。 怒りの感情に絡めとられない]]>

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