正解を越えていけ③【叱る110話】

正解を越えていけ② を書いて、あらためて考えてみた。 ========================= 稀有な答(アウトプット)とは、概念の逸脱行為である ========================= 思えば、思考力が鍛え上げられた人の話はユーモアがあり、ウイットに富んで面白くて唸る。 身体も、筋肉バキバキは、実は柔軟性は低かったりします。 思考は、鍛えるほどに固くなるより、柔軟性は増す。 意固地は、対人関係でも頑なになりまりますので、感情にも悪い影響を及ぼしますね。 思考は、身体の司令塔。 思考を磨くトレーニングは、言葉の使い方を変えてみると良いきっかけになりますね。 例えば、形容詞と名刺の組み合わせを変えるとか。 言葉の二回転半宙返りをさせるとか。 川端康成の「雪国」の冒頭は有名ですし、教科書で習ったという方も多いと思います。 その後に続く 「夜の底が白くなった」 「夜」も「底」も「白」も、日本語としては平易は言葉。 小学生でも知っている言葉です。 でも、組み合わせは新鮮。多くの人は、こんな組み合わせは気づきもしません。 それが、文豪のすごいところですね。 ============== 言葉とは、その使用である ============== 著名な現代哲学者の言葉です。 使用する側に委ねられ得ているのです。 オリジナルはありません。 既存の言葉のかけ合わせ、既存の言葉のつなぎ方次第です。 言葉の使い方が変われば、同時に思考が変化している証拠です。 出会う言葉に敏感になって集めてみましょう。 そして、組み合わせてみましょう。面白い概念が生まれるかもしれませんね。 概念の逸脱行為 ]]>

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