部下育成の悩み「指示待ち人間を無くす」は上司の「自分で考えろ」が原因だった(叱りの達人協会)

目次

なぜ、部下は上司の指示を仰ぐのか?

部下には決定権、裁量権がないからです。 部下が決定権をもっていれば、上司に決断、決済を仰ぐ必要はありません。

なぜ、指示待ち人間になってしまうのか?

理由は、上司の判断軸が部下と共有されていないからです。 もっと言えば、判断軸だけではなく、仕事の中身そのものについて、上司が部下へ伝えていないのです。 つまり、仕事がブラックボックスになっているために、部下としては、仕事のコツとか、はずしてはいけない要所や勘所などが分からないために、要領を得ないやり方になってしまっているのです。

仕事効率の悪さは上司に原因があるかもしれない

仕事の手戻りが多発しているのは、要領の悪い部下かと思いきや、説明不足の上司に起因している可能性が高いです。

「自分で考えろ」はまず上司自身が行いましょう

上司は部下へ「自分で考えろ」と言う前に、まずは上司自身が自分へ、仕事の具体的な行動の手順書を言語化する必要があるかもしれません。 意外と、全体像を把握していないこともありますね。 また、当たり前と思っていることは、意識の外なので、認知から漏れていることも多いです。 デキる人ほど、説明の言語化ができないというパラドックスですね。 指示待ち人間を無くすためには、上司の頭の中のブラックボックスの解き明かしです。 ぜひ、仕事のコツの種明かしの言語化をしてみましょう。 りの達人協会 パワハラ対策専門家 河村晴美  ]]>

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