【リモハラ上司撃退法】泣き寝入りするな!PC画面越しで”ひじてつ”を食らわす厳選5つまとめ

目次

リモートハラスメントとは何か?

リモートハラスメント(以下、リモハラ)とは、在宅勤務やノマドワークなどにおける、web会議などのオンライン上のやりとりで発生する、セクハラ、パワハラ、モラハラなどのことです。 具体的には、webカメラに映る、その人の容姿、生活感などプライベートなことに対する、非難、威圧的態度、性的な言葉を発するなどの行為のことです。

PC画面越しでもできる!上司へ”ひじてつ”を食らわす厳選5つ

組織の力学として、どうしても上司がパワーを握っています。 例えば上司がwebカメラに映る部屋の様子を聞いてきたとき、 「それって、仕事に関係ありますか?」 と強気で言い返せる部下は、そのまま自分をつらぬいていきましょう。 別記事で書きましたが、そもそも上司の仕事は部下の仕事の評価ではないのです。 上司は、部下をジャッジするのが仕事だと勘違いしている人が多いです。 しかし、上司の仕事は、組織から預かっている経営資源(人、モノ、金、情報、設備など)をフル活用して成果を上げることです。 なので、上司の仕事は、部下をリモートワークで監視する役目ではなく、部下がリモートワークで快適に仕事ができて成果を上げていく環境設計するのが、本来の仕事なのです。 ここのところを勘違いしている上司が多い。 そして、その上司の仕事を再定義して、共有できていない組織そのものが問題なのです。 その被害者が、部下ということ。 困ったものです。 ということで、組織の問題と言及しても、部下のあなたが組織全体の問題へ切り込むのはなかなか時間も労力もかかります。 なので、ここでは、今すぐできる【PC画面越しでもできる!上司へひじてつを食らわす厳選5つ】をお伝えします。 ✅【PC画面越しでもできる!上司へひじてつを食らわす厳選5つ】
①録画する

②腕組み、口に手を当てる

③黙る

④インターネット環境のせいにする

⑤切る
1つ1つ一緒に見ていきましょう。

①録画する

今後、リモハラされる回数が増えていくかもしれません。 その時の証拠となるように、1on1であっても録画しておきましょう。 その際、上司へ録画する説明は 「指示された内容をまちがっては失礼に当たるので、録画させていただいてよろしいでしょうか?」 「仕事の指示の内容をかんちがいしてしまっては、ご迷惑をかけてしまうので、録画しても宜しいでしょうか?」 ✅上司が「ダメ」と言えない魔法の言葉
・失礼があってはいけないので

・ご迷惑をかけてはいけないので
これは、はずせない大切なポイントです。 自分の利益のために録画したいのではなく、あくまでも上司をたてている態度を表現することがポイントです。

②腕組み、口に手を当てる

職場で対面の時に行うと、さすがに態度悪いですよね。 しかし、せっかくのリモートつまり遠隔環境なので、逆手にとってメリットとして活用しましょう。 ■腕組みする あなたの「イヤです!」意思表示するのです。 (上司のセクハラ、パワハラ、モラハラを断固拒否!)という態度を示すということです。 ■口に手を当てる 手のひら、手の甲、どちらでも構いません。 唇を閉じて、手を当てます。 なかなか言葉で「その質問、イヤです」と言えない優しい繊細さんは、態度で表現しましょう。 口に手を当てるという行為は、発言拒否という意思表示なのです。

③黙る

「今日は、こんな服着てるんだね」 「こんな部屋に住んでるんだ」 「顔色悪いみたいだけど、きちんと化粧してるの?」 このようなことを言われたら、どう返答すれば良いのでしょうか? とっさにうまくかわす言葉が出れば良いのでしょうが、慣れていないとかなりハードルが高いです。 例えば、聞かれたテーマで質問返しすると、こう言うかもしれません。 「(上司)さんの服装は、自分で選ぶんですか?」 「今いる場所は、(上司)の書斎ですか?」 「(上司)さんは、体調は変わりませんか?」 実は、全てNGです。 やってはいけない応答話法なのです。 というのも、上司の投げかけてきたテーマで話が進んでしまう術中にハマってしまったからです。 あなたが上司のプライベートに興味があれば別ですが、このコラムを読んでくださっている方は、仕事をがんばりたいという方だと思います。 なので、セクハラ、パワハラ、モラハラと感じて「イラッとした」時の対応は、黙るということです。 無言の拒否ですね。 ②の口に手を当てて、③黙る かけ合わせの相乗効果で対処しましょう。

④インターネット環境のせいにする

インターネット環境が不安定なことは、不可抗力です。 物理的な環境のせいにしてしまいましょう。 「ネットが不安定みたいなのですが、なんて仰ったのでしょうか?」 上司に二度言わせてみましょう。 すると、上司が常識をわきまえていれば、もう聞かないはずです。 上司はもしかしたら、雑談のつもりで話題をふってきたのかもしれません。 本来は、まちがっているのですが、肯定的に解釈すると、上司のかんちがいした思いやりだったのかもしれません。 一方で、二度目も同じく、復唱してきた場合は 「ネット環境が悪いので、(上司)さんの貴重なお時間を奪ってはいけませんので、一番大事なことから仰っていただけませんでしょうか?」 と言いましょう。 大事なポイントは、上司を立てた物言いをすることです。 それに該当するのが 「上司)さんの貴重なお時間を奪ってはいけませんので」 しかし、部下のあなたも上司へ釘を刺しています。 「一番大事なことから言ってね」 特に「一番大事なことから言ってね」というセリフは、言語分析でいうと「前提挿入」と言う話法です。
質問力で、上司を牛耳る
質問とは、話の筋道を決定するので、主導権がにぎれるのです。 質問は、会話を制するのです。

⑤切る

「すみません。落ちました・・・」 と、チャットまたメールを送る。 実は、筆者の河村晴美がリモートワークになる以前から、かかってきた迷惑電話や営業電話で行っていたテクニックです。 昔はよく、コピー機の売り込みやネット回線、不動産、株や証券、ゴルフ権購入などの売り込み営業の電話はよくかかってきました。 その際に、若い営業マンが「社長はいらっしゃいますでしょうか?」 と聞かれます。 起業したばかりの頃は、会社の名前もあるのできちんと対応していました。 しかし、携帯電話が普及した頃より、迷惑電話撃退法を実践したのです。 それが、こちらです。 自分が話しているまっさい中に、携帯電話を切る 相手が話している時に電話を切るのは、失礼ですよね。 でも、じぶんが話している時って、意外な盲点だと思いませんか? 相手は不意打ちをくらったように感じることでしょう。 実は、筆者がビジネスパートナーと大切なお話を携帯電話でしていたときに、筆者のミスで電話を切ってしまったことがあったのです。 すぐに、相手が電話をかけてくれました。 相手「どうしたの?心配したよ」 筆者は「ごめんなさい。私の操作ミスで、電話が切れちゃったみたい」 そうなのです。 悪気がなくても、何かの拍子で電話は切れてしまうことがあるんです! このハプニングをヒントにして応用しましょう。 自分が話しているまっさい中に、突然電話を切る 本当に大切な電話であれば、相手からかけてきてくれます。 あらためて、話を戻します。 今回のテーマは、はweb会議におけるリモハラ対策です。 あなたが(リモハラされている。イヤだな)と本当に思ったら、①〜④を実践しても、なお上司の態度が改まらない。 その時は、一旦その場から非難することです。 それが、web会議を退室する、つまり「ネットを切る」ということです。 そもそもは大切な会議だったはずなので、チャットやメールで「すみません。落ちました・・・」と言って復活すれば良いのです。 ここでの本質は
・上司に、冷静になってもらう
・上司に、客観視点をもってもらう
そのためのインターバルを設けるということです。

まとめ:リモハラで泣き寝入りするな!

組織のパワーバランスは、どうしても上司が力を握っています。 しかし、だからと言って部下は何もできないというのは時期尚早。 頭を使い、対応策を講じましょう。 泣き寝入りするなんて、バカバカしいです。 リモハラ時代の護身術は、護心術を身につけることです。 思考合戦と考えれば、役職の有無は関係ないです。 思考を磨けば、相手の言いなりになる必要はないのです。 思考を磨くことで、自分が自由になれるのです。 叱りの達人協会 パワハラ対策専門家 河村晴美]]>

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