【叱るパワハラ講演85話】リモートワークで人を動かす時に重要なことは

政府から緊急事態宣言が発令されて
リモートワークの導入実施の関心が
一気に高まりました。

3月31日~4月1日に、LINEにて実施した
第1回「新型コロナ対策のための全国調査」
の結果によると、

テレワーク実施は、わずか5.6%。

しかしながら、意外と導入は
まだまだ進んでいないようですね。

一方で、河村晴美が人材育成の
お手伝いをさせて頂いている
企業様は、早々にリモートワークに
切り替えたところも多いです。

河村も、リアルでの対面は、
ほぼ無くなりまして、もっぱら
zoomなどで行っております。

さて、コミュニケーションが
リアルに対面で接する事から、
遠隔でやりとりするように変わる。

リモートワークのメリットデメリット、
当然ですが、両方ありますね。

さて、一言申し上げます。

■リモートワーク導入
 ここは、外してはならない!
 重要なこと

それは、2点あります。

(1)指示を明確にする。
   合わせて、評価も見直すこと。

従来であれば

「アレさあ、どうなってたかな?」

同じ職場で同じ空間にいましたので
顔を合わす機会が多かったことで、

アレ・コレ・ソレ・・・と、何となくで
伝わっていたことは多いです。

しかし、リモートワークになると、
明確な指示をしておかないと
部下も動けませんね。

なので、上司も、指示する力
(明確に、厳密に)が問われます。

指示した仕事の完了について、

部下は、報告を持って完了とする。

上司は、評価を持って完了とする。

当然ですが、指示した責任と
して、上司の役割は、部下を
正当に評価する責任がありますね。

フランス哲学者はこう言っています。

  『評価とは創造』

心が折れない叱り方には
コツがあります。

実は、やる気を引き出す叱り方にも
取り入れているポイントです。

続いて2つ目です。

(2)部下を動かす言葉を磨く

それは、業務指示より「目的」です。

つまり、「働くことの本質」を
上司が明確に言語化して
おくことです。

「〇〇して下さい」
「〇〇しなさい」

よりも、人が自発的に動くのは

「何のため?」
「誰のため?」

人間は社会的動物を
言われます。

社会に所属している実感を
求めることは、人間の本能です。

それは、承認よりも貢献です。

「誰かに喜んでもらえる」

これが、仕事の遣り甲斐
であり、仕事の誇りです。

河村晴美は、こう考えています。

============

リモートワークに欠かせない
人を動かす条件とは

「働くことの本質」の言語化

============

これは、難しいことではありません。

実は、上司こそ、仕事の喜びを
知っているはずです。

現場のベテラン職人ほど
知っているはずです。

なぜなら、その仕事に
精通してのですから。

ただ、これまで言語化
していなかっただけです。

だから、いきなり語ろうと
しても、唇から言葉が出てこない
のです。

では、どうしたら言葉になるのか?

それは、問いかければ良いのです。

「なぜ、自分はこの仕事をして
 いるのか?と、部下に聞かれたら
 何と応えようか?」

まさか、部下に聞かれて
答えられないということは
無いようにしておきたいですね。

万事、備えあれば憂い無しです。

今から、取り組んでみて下さい。

ではまた。

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