【社長のスピーチのネタ】「わかりやすい」より「おもしろい」話の作り方のコツ

目次

人の記憶に残るのは「わかりやすい」より「おもしろい」

コミュニケーションでは「わかりにくい」より「わかりやすい」が伝わりやすいです。 確かに「わかりやすい」話し方は理解されやすいのですが、しかし、ビジネスにおいては決定的なことが抜け漏れているのです。 それは、動かすこと、です。
「伝える」は、主体が自分
「伝わる」は、主体が相手
そして、ビジネスで大事なことは 「伝えて動かす」ことです。 つまり、相手が動いてナンボの世界なのです。 そこで、どうやって相手に動いてもらうか?が至上命題。 人間は、思考より感情にひっぱられるのが現実です。 よって、相手の思考より上の感情をハックしましょう。 「わかりやすい」は、思考へのアプローチです。 「おもしろい」は、感情へのアプローチです。

「おもしろい」話の構造とは

「おもしろい」話が人を巻き込むことは納得できたけれど、そうは言っても自分には笑いをとるセンスはない こんな悩みをもつ方もいらっしゃるのではないでしょうか? 本コラムはビジネスパーソンのあなたのために役立つお話です。 吉本興業への入門や漫才師さんを目指す人向けではありません。 ビジネスパーソンは、相手を笑わせることではないのです。 ビジネスパーソンが「おもしろい」と感じる話の構造は、手垢のついていない例えや組み合わせの妙技なのです。 それは、どんな話の構造なのでしょうか? それは、2つあります。 ✅ビジネスパーソンのための「おもしろい」話の構造
①例え(言い換え)
②異質の共通点

①例え(言い換え)

「例えば、◯◯のようなものです」 難しいことや初めて聞いた概念、言葉について、上記のように例えてもらうと、イメージしやすいですよね。 それこそ、例えば 「文章作成とは、ロゴブロックのようなものなのです。 ロゴブロックも、組み合わせることでいろんな作品が作れますよね。 文章も同じで、文節または章を分けて組み替えることで、ガラッと変わる文章が仕上がるのです」 誰もがイメージできるモノやコトに例えることで、「なるほど!そういうことか!」と思わせることが、ビジネスにおいて「おもしろい発想ですね」また「うまい例えですね!」になるのです。

②異質の共通点

先日、河村晴美は奈良の正倉院展へ行きました。 それを、SNSで発信したところ、元TVアナウンサーそして今は地方創生プロデューサーさんが 「なるほど!おもしろい切り口ですね」とコメントを下さいました。 それを事例にしますね。 正倉院展を一言で言うと? それは「おさめる」です。 ✅正倉院展を一言で表現してみる 理由は、3つあります。 その1. 正倉院の宝物は、実は箱が一級品。エジプトのファラオの墓に埋葬された宝物には箱は無い。 日本独特の価値観かな?と。 重要な品物は箱に「収める」 その2. 正倉院には、実は税収の帳簿や住民台帳があります。 1300年前の国政が書面で残っているのです。 税を「納める」 その3. 聖武天皇と光明皇后が慈しみの心で民を治めていました。 国を「治める」 わたくし河村晴美も、もっと学問を修(おさ)めて、顧客企業様へ価値提供できるよう精進いたします。 ただし、その提供価値は、既定路線におさまらず、いつでもは枠外思考でブレイクスルーを企業様と楽しんで挑戦したいと思っております。

社長の趣味の話は、従業員は退屈です。けれども

自分にとって趣味は楽しいです。 同じ趣味をもつ仲間同士の中では、共通の話題ですから、当たり前に楽しいです。 しかし、社長の趣味に何の関心もない従業員の立場からすると、退屈でしかありません(笑) では、社長は職場では趣味の話は禁句なのか? 話さないことができるのであれば、無理して話す必要はありません。 しかし、誰かに聞いてもらいたい欲求がわきおこった場合は、道筋を作りましょう。 それが、ビジネスへのつながりの道を作るのです。 話に筋道を作るのが、論理です。 一見関係ない事象や話題に道筋を作ることで、因果関係だって作り出せるのです。 例えば「風が吹けば桶屋が儲かる」はその典型例ですよね。 正倉院の芸術品のウンチクは、単に知識量があるかどうか?です。 しかし、正倉院展をビジネスへ、思考の道筋を作るのが、組み合わせの妙技なのです。 それこそが、その人らしい独自の思考のフィルターなのです。 「目のつけどころ」とか、着眼と着想と言われることです。

意図を実装させよ

社長は、365日24時間、会社のことを考えています。 従業員が夜にすやすやと睡眠をとっている時でも、社長は夢の中で、資金繰りや人材育成のことを考えています。 だからこそ、自分が思考していることを外在化することで、周囲へ伝えることを意識してください。 「こんなにも社員のためにと考えているんだぞ!」 従業員へ恩着せがましくすることではありません。 そうではなく「意図を実装せよ」 社長がビジネスにかける想いを、社長の一挙手一投足に表現するのです。 知人の和歌山みかんを販売する社長は、年中、きれいなみかん色のスーツを着ています。 東京への出張も、上下みかん色のスーツで新幹線に乗車します。 社長みずからがトップセールスマンつまり広告塔と自認しているからです。 そのおかげで地元メディアから数多くの取材を受けて、広告費を払わずに広報活動ができています。 また、ある製造業の社長は、いつでもどんな話でも、ボルトに例えて話をされます。 自社製品への愛着と仕事の誇りを感じます。 あるトイレ機器メーカーに勤務する女性は、国内外の旅行が趣味なのですが、旅先でのご当地マンホールの写真を撮りコレクションしています。 大学生への会社説明会で、先輩社員としてお話しされて、学生のハートをわしづかみしています。 話の入り口では全く想像しなかった、オチに着地した時に、冒頭の「何の話?」の謎が回収されたとき、人は「そういうことか!」で納得できるのです。

人を動かす3つのステップ

相手へ伝わり動かすための話の構造は、シンプルです。 ✅相手へ伝わり、動かすための話の構造
共感
↓
納得
↓
行動
目的は「おもしろかった!」ではありません。 まして「おもしろい人ですね」とほめられることでもありません。 目的は「相手が動いてくれること」です。

あなたの話がおもしろくなる「話の構造化」

「おもしろい」はあくまでも、手段です。 目的は「相手が動いてくれること」です。 手段が目的化しないように注意しましょう。 あなたも「わかりやすい」話し方から一歩抜け出して「おもしろい」話の構造化を身につけてみませんか。 叱りの達人 パワハラ対策専門家 河村 晴美
《無料で自動的にコラムが届きます》

「叱るだけじゃない」
思考力を磨く叱りの達人メールマガジン

「それって、ホントに正しいの?」
「何が、そう思い込ませているの?」

思い込み、固定概念、先入観を解体し、新しい価値観の再構築のヒントになる内容です。

週2回程度、お昼ごろに届きます。
無料メルマガ配信解除は、いつでもできます。

メルマガ登録は、こちらの登録フォームからどうぞ。
]]>

よかったらシェアしてね!