【パワハラ上司からの自衛策】取引先社長を喜ばせた!?若手営業マンの華麗なる遅刻の言い訳とは

目次

【パワハラ自衛】遅刻をしても、謝るな

さて、部下が大切なお客様のアポイントに遅刻してしまった時、あなたでしたら部下へどのように指導しますか? そもそも遅刻したことはが悪いのですが、それはちょっと横において考えてみましょう。 遅刻してしまったら、相手に素直にお詫びすることは悪いことではありませんよね? むしろ、日本では当たり前の習慣と言ってよいでしょう。 しかし、この会社の社長は、カナダで大学時代を過ごしたので、コミュニケーションに関して、特に人を動かす会話がちょっと変わっているのです。

【パワハラ自衛】非礼のときこそ、価値を与えよ

遅刻をして謝るというのは「許してください」「勘弁して下さい」と、自分を守るモードになっています。 カナダ帰りの社長が言わんとすることは、 「自分の落ち度であっても、自己保身・自己弁護の謝りはするな。 相手を楽しませる華麗なる言い訳をしろ。」 相手を喜ばしてナンボということなのです。 相手のために、精いっぱい頭をフル回転させて、価値を創り出す。 この姿勢は、知的生産するお仕事の方には必須の思考ですね。 これこそクリエイターが生み出す、知性あふれるおもてなしですね。

【パワハラ自衛】またしても遅刻。でもリベンジ!

例の若手男性営業マンの彼は、また別の会社訪問で遅刻をしてしまいました・・・。 彼は、社長の「華麗なる言い訳特訓」をトレーニングされていたおかげで、なんと新規訪問にもかかわらず、後日契約がとれたのです。 5分遅刻したのにも関わらず・・・です。 さて、その時の「華麗なる言い訳」とは、 駅から歩いて訪問先へ向かう道で迷ってしまったのですが、それを訪問先の社長へこのように行ったのでした。 「駅前がらずっと道沿いに街路樹がたくさんあり、まるで公園みたいで気持ちが良かった」 「道に面したビルのショーウインドーのディスプレイがオシャレなので思わず足を止めて見入ってしまった」 究めつけが、訪問先がテナントに入っているビルの玄関やエレベーターについて 「こちらのビルにいる人達が皆、オシャレで活き活きとしているので、思わずつられてエレベータで別のフロアで降りてしまいました。」

大切なことは「相手の自己尊厳」を高めること

名刺交換をしながら話したところ、相手の若き社長はこう言ったそうです。 「君もそう思ったかい?そうなんだよね。 実は、ボクがこのビルにオフィスの移転を決めた理由も、そこなんだ。 街全体の文化レベルが高いから、居るだけで感性が刺激されるんだよね。 美しいセンスに触れていると、自然と社員の感性も高まるはず。 そう思って、この駅から徒歩7分のこのビルに入ったんだ。」 この会社様はデザイン会社なので、美しさに関心を示す営業マンに 信頼を寄せてくれたということなのです。

【パワハラ自衛の仕事術】価値は相手が決める

さて、いかがでしたでしょうか? 遅刻はよくないです。早めに到着するように時間の段取りをするのはもちろん大切です。 しかし、解決方法は他にもあるのです。 仕事で大事なことは価値提供です。 それは誰だって分かっています。しかし、価値とは何か?は相手次第なのです。今回のエピソードは、価値とは相手が想定しているレベルのちょっと先だったり、相手の期待を超えた意外性を提供してみるということでした。 相手を楽しませる会話を試みてみませんか? 部下を楽しませるという視点をもってみませんか? ちなみにわたくしは、若き営業マンと社長のツッコミのかけあい「華麗なる言い訳」の思考バトルを横で見てまして、お腹を抱えて笑っています。 叱りの達人協会 パワハラ対策専門家 河村晴美
ビジネスでの「叱る」目的は、部下の思考と行動の自主的な発意を支援することです。
]]>

よかったらシェアしてね!