【パワハラ防止】社会人2年目の彼らが思わずメモしたこと「思考の限界が自由の限界」〈叱りの達人協会〉 2021 5/05 思考力 パワハラ 人材育成 退職 2021年5月5日 目次社会人2年目向け研修で彼らがメモしたこと「思考の限界が自由の限界」 事例として取り上げるこちらの会社は、全国の都道府県や市町村のある専門的なお仕事を請負い、運営したりコンサルティングをしています。 企業理念:知は国家の礎なり 上記は、企業理念に掲げる冒頭のフレーズです。 こちらの会社で、社会人3年目未満の方が参加する研修を担当させていただきました。 その時に、複数の参加者より「一番心に響いた」と言われたフレーズです。 思考の限界が自由の限界 社会人2年目のリアル 彼らは、以下の価値観では自分を動かすことはありません。 ・生きていくために生活費を稼ぐ ・車や家などの物欲の向こう側にある、他者から「すごい!」と言われたい ・出世また社会的地位などステータスを得たい では、何を原動力として仕事をするのでしょうか? ・社会貢献で社会と自分を同機させる ・自分への誇り、自分を活かす ・意味ある人生を送りたい 組織が重んじる「自由闊達」の再定義 社会人と学生のちがいは、同じ言葉だけれども定義が異なることです。 自由であることは、好き勝手ではありません。 ビジネスにおける自由とは「制約条件の下」という前提条件がセットで内包されています。 それは、就業規則を守ることは組織に所属するならば、守らなければお給料はもらえません。 ビジネスにおける「自由であれ」とは以下です。 ✅ビジネスにおける「自由」とは何か? ・現場に甘んじず、現状を否定すること ・常識や当たり前に疑いをもつこと ・固定概念や先入観にとらわれないこと 「素直」のはき違い 「素直」も自由闊達に近い意味合いと感じる方もいるのではないでしょうか。 「相手がこちらの言うことをきかなかったり反発してくると「キミは素直じゃないね」という場合があります。 しかし、「素直」とは従順さではありません。 「素直」とは、二項対立を溶かし、優劣関係をなくす 例えば、昔の同級生が出世することを羨ましく思ったり妬ましく思う場合を考えてみましょう。 無理やり自分の感情を抑えるのではなく、または反転させて無理やりポジティブに捉えようとするのでもなく。 「出世するのが良い、出世しないのは悪いという考えはどこから来ているのか?」 「そもそも、出世とは何か?」 自分の価値観を形成する大元にあるものにアプローチすることで、自分がとらわれていた考え方の土台を見直してみるのです。 すると「それってほんと?」と今まで自分が信じてきた固定概念を新鮮な眼差しで見直すことができるのです。 これが、自分を疑うということです。 「素直」とは、自己否定・自己懐疑して、まっさらな眼差しで見つめること 素直とは、水のように形を変えて透明な心でとらわれずに物事の本質を見ることなのです。 思考力がもたらす自分の可能性 人生100年時代、新型コロナで社会生活が一変しました。 それまでも、大企業の倒産や合併などをニュースで見ているので、新卒入社した会社がずっと存在し続けるかどうかは疑和しいです。 だからこそ、20代30代で自分の人生を真剣に考える人はこう思っています。 「どこでも通用するビジネススキルを身につけることが、一番の危機管理である」 業種職種問わず、ビジネスいえ人生を豊かにするために誰でも必須のスキルは、思考力を磨くことです。 その思考力を磨く1つのアプローチとして、某企業の研修で「自由」を取り上げました。 スキルアップは未来の自由を獲得するためです。 社会人2年目の彼らは、自分の未来をしっかりと見つめていました。 思考の限界が自由の限界 あなたも、自分をもっと自由に解き放つために思考力を磨いてみませんか? 叱りの達人協会 パワハラ対策専門家 河村晴美]]>