【リーダー必読の学び】経営に活かせる教養「お能鑑賞すると抽象思考が磨かれる」

こんにちは。叱りの達人 河村晴美です。 京都にて、お能鑑賞しました。

演目は「誓願寺」

そして、本日のお能の会場がまさに「誓願寺」でした。 というのも、この度開催された目的は、和泉式部忌奉納として、京都の誓願寺で執り行われたのでした。

演目「誓願寺」は、歌舞の菩薩となった和泉式部が主役の演目です。 松野浩行(観世流のシテ方)先生より、能「誓願寺」の解説にて仰ったこと。

それを一言で言うと、今回の鑑賞ポイントは

「匂い」

匂いとは、現代は臭いネガティヴな使われ方もありますが、源氏物語に「匂宮」という美男子の名前にもあるように、匂いは芳しい香の意味もありますね。

✅お能演目「誓願寺」ストーリー

どこからともなく華のような芳しい香り、花が降り、心地よい音楽、そして歌舞の菩薩となった和泉式部が、荘厳優美な舞う

シテ方は、観世流 林宗一郎先生の舞は、本当に香り立つ舞でした。

さて、お能を鑑賞する楽しみとは、何でしょうか?

人それぞれ、だから面白い。

では、河村晴美が感じる面白みとは何か?と問われれば、こう答えます。

それは、

「間」(ま)で、自分のリズムを取り戻す

そして、もう1つ。

「間」(ま)で、自分自身の思考力で空白を埋める
つまり、お能の「間」は、時間と空間の空白の余白を埋めるのが醍醐味なのです。 ✅お能を鑑賞するベネフィット
お能は、抽象思考が磨かれる

お能の「間」(ま)とは、人間の創造力をとり戻すためのチャンス

想像する余白こそ、人間にとって贅沢なことですね。

お能が、700年以上もこうして引き継がれてきたのにも、何か意味があるのです。

たとえば、時の権力者、たとえば、織田信長が大事な戦の前には「敦盛」を舞っていたとの史実が残っています。

また、能楽が大成したのは、足利義満公が観阿弥世阿弥のスポンサーとなったことで、諸国の大名にも取り上げされたのです。

このような事実からも、リーダーにとって、お能は抽象思考を磨く上で有効なアプローチなのです。

本日のお能鑑賞で得た学びを一言で言うと

「美こそ周知を集める」

現代のリーダーこそ、ビジネスに美学が求められますね。

叱りの達人 河村晴美

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