【叱りパワハラ講演88】 リモートワークでパワハラしない注意点とは

新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言が全国的に解除されました。

少しずつ、ビジネス街や繁華街を歩く人が増えてきたようです。

とはいえ、一度動き出した社会のうねりが、元に戻ることはありません。

「このまま、リモートワークを継続し、この働き方を定着させる 」

先日、動画配信「ニコニコ動画」を運営するドワンゴは、全社員およそ1000人を原則のまま在宅勤務を継続する方針と、報道されていました。

「うち(我が社)とは、事情がちがう!」

そう言いたくなるかもしれませんがそうであっても

全面的に拒否拒絶するのではなく柔軟な発想で、情報を「編集」して応用する。

「いかに、異業種、異世界から自社の成功のきっかけに手繰り寄せるか」

ここにこそ、応用力の手腕が問われますね。

さて、世の中がコロナ騒動を右往左往させられる中

予定通り、6月1日より「パワハラ対策法が施行」されます。

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6月1日よりパワハラ対策が施行
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大企業は、6月1日より、 中小企業は、2022年4月1日より適用されます。

さて、この3か月間のコロナ禍で部下と関わる物理的環境が様変わりしました。

職場での対面型から在宅勤務の非対面型ですね。

そこで、視野に入れなければいけないこととして

在宅勤務でのパワハラ対策の留意点とは何か?

会社として、上司へ教育し実行する必要があります。

対面型に比べると、非対面型であれば、

PC画面越しに怒る言動は減る可能性は高いでしょう。

罵倒する言葉がPC越しに聞こえたら

それこそ、自宅にいるご家族にも聞こえる為、

ご家族もビックリされることでしょう。

そう、もう威嚇や脅しという圧で部下を動かすことは通用しない

ということなのです。

とはいえ、上司としては

部下を動かし、成果を上げなければいけない。

さて、どうすれば良いか・・・。

パワハラに、無いことであり

正しい叱り方に、有ることとは

『高抽象の気遣い』

です。

叱りの達人協会がお伝えしている

正しい叱り方とは、相手の成長を願い応援することです。

そのための叱り方の技術の大元の概念は

『高抽象の気遣い』です。

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叱るとは使命感の愛
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とお伝えしておりますが、

『愛』というと、どうしてもビジネスパーソン皆様の反応として、違和感があると観察していました。

なので、最近は、弊社では

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叱る時に、欠かせない心構え

それは

高抽象の気遣い
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を、お伝えしています。

では、在宅勤務で 部下との関わり方に

『高抽象の気遣い』

をどう活かすか?

それは、

「なぜ、この仕事をするのか?」

仕事の目的、意義を言語化して伝えることです。

その上で

「あなたの提出物は、仕事の目的にかなっていますか?」

と問いかけてみて下さい。

要は、

「本気で取り組みましたか?」

ということです。

部下の能力、才能を信じているならば

「君ならば、もっと高いレベルの成果物を出せるはずだ」

または

「OK。ありがとう」

上記のいずれであっても、実は、付け加えることが肝要です。

それは、フィードバック。

何が悪いのか?

何を求めているのか?

何が欠けているのか?

何が良かったのか?

何を次に活かして欲しいのか?

具体的フィードバックが無い弊害は再現性が無いということです。

上司の貴重な時間と労力ですので、生産性を高めるために「 再現性を高める 」

これは重要ですね。

そして、何よりも部下に心を開いてもらう叱り方として

『高抽象の気遣い』は 必須です。

ぜひ、実行してみて下さい。

では、また。

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■河村晴美の仕事の美学

『志事(しごと)とは、自分の存在価値を最大化して、世の中に貢献すること』

■叱りの達人協会の理念

『叱るとは使命感の愛』

■有限会社ハートプロの理念

『日本のビジネスに、知と美と誠実さを』 

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