【怒り感情コントロール】イラッとして6秒数えたけど怒りがおさまらない人のための処方箋2選 2021 7/27 パワハラ対策 人材育成 叱る 叱る研修 怒り 2021年7月27日 目次なぜ、怒りの感情は無くならないのか? 怒ってしまったことで、自分の立場が悪くなったり、大切な人を傷つけたり、誤解も含め損害が出ることがあります。 職場であれば、まさにパワハラ問題ですね。 「怒りの感情を無くしたい」 と考える人は多いです。 こんなにも悪影響を及ぼすのに、無くならないのはなぜでしょうか? それは、生きるエネルギー、生命維持に関わるほど重要だからです。 リビドーは、生きるエネルギー 精神分析の父フロイトは、リビドーという概念を提唱しました。 リビドーについて、フロイトは「性的エネルギー」と定義しました。 ユングは、リビドーを「生きるエネルギー」と定義しました。 つまり、フロイトよりも広義的に解釈したのです。 喜怒哀楽の中でも「怒り」はより動物の本能に近い「情動」です。 子孫繁栄にはライバルと戦うことが求められます。 自身が生き残るためには、餌を捕獲することは必須です。 このように、戦闘モードは生き抜くために必須の情動なのです。 人間にも動物的な身体機能が残っていますから、怒りは生存本能に刷り込まれているのです 怒りは、生き伸びるためのエネルギー なぜ、怒りの感情はコントロールできないのか? 怒りの感情は、厄介です。 と言うにも、怒りは怒りを増幅させて行くからです。 これは、怒りの感情に巻き込まれてしまうデメリットです。 お金ならば、福利で増えるのは嬉しいことですが、怒りが福利で増えるなんて、多くの人にとっては敬遠したいことですね。 怒りに巻き込まれないためには、どうしたら良いのでしょうか? ✅「怒り」感情に巻き込まれる末路 6秒待っても、怒りはおさまりません むしろ、怒りが増幅される危険があります ✅「怒り」感情に巻き込まれない方法 「待つ」防衛策より、大いに積極活用しよう。 イラッとして6秒数えたけど怒りが治らない人のための処方箋2選 「イラッとして6秒数えたけど、怒りがおさまらないんです」 せっかくのあなたの生きるエネルギーなので、抑えるなんてもったいない。 大いに活用しましょう。 ただし、活用方法を間違えると、けんかも元になりますし、場合によってはパワハラ問題となり訴えられたりします。 なので、怒りのエネルギーは取扱い注意なのです。 ✅イラッとして6秒数えたけど怒りが治らない人のための処方箋2選 ①怒りの感情の根源をさがそう 実は、怒りの根源には、その人の価値観が根ざしているのです。 と言うのも、怒りとは当人にとって許せないこと、間違っていると思っていることだからです。 例えば、 ・目上の人には目下の人から挨拶するべきである ・上司に口答えするのは失礼だ ・電車内での音漏れは人に迷惑をかけるからダメだ など。 よくよく考えると、上記について実害は出ていないのです。 しかし、あるべき論を正しいと信じている人から見ると、できていない人を見ると「間違っている!」と見なしてしまうのです。 ②怒りのエネルギーを有効活用しよう 「怒り」の正体は、現状不満足です。 ビジネスは、今現在の社会に満足していたら生まれません。 ・困っている人を見過ごせない ・不便は、みんなの不利益 ・不快を解消したい ・イラッとする他人の八つ当たりは不愉快 これらの「不」の解消がビジネスです。 なんとかしたい!!!! これが新しいビジネス誕生の種です。 「怒り」は、何か社会へ物申したいことがあるからです。 「怒り」を止めるな。活用せよ 「怒り」は使い方次第 「怒り」はネガティブにはたらくこともあります。 一方で、ポジティブに行かせることもあります。 全ては表裏一体。 「怒り」は、喜怒哀楽の中でも突出してエネルギー量が大きいからこそ、溜め込むと危険です。 せっかくのエネルギーなので有効活用しましょう。 怒りの感情は捨てる 怒りのエネルギーを活用する あなたは自分の生きるエネルギーを有効活用してみませんか? 『叱るとは高抽象の気づかい』 パワハラ対策専門家 河村晴美 《メルマガ登録をおすすめします!!》 【叱りの達人メールマガジン】 「叱るだけじゃないんです」 日々アップデートされる河村晴美の最新版コンテンツをお届けします。 「それって、ホントに正しいのか?」 「何が、そう思い込ませているのか?」 思い込み、固定概念、先入観を解体し、新しい価値観の再構築のヒントになる内容です。 メルマガ登録すると、ブログにアクセスする手間がなくなります。 週2回程度、お昼ごろに届きます。 メルマガ登録は、こちら からどうぞ。 ]]>