【部下育成の意外な盲点】「なぜ伝わらないのか?」部下が動かない、たった1つの理由とは

伝えたつもりが、伝わっていないから 部下は、上司に反発しているのでありません。 言われたことを、ちゃんと行いたいのです。 しかし、言われたことができない。 部下だって、もどかしさを抱えています。 そこで、問題を一段深掘りして考えてみましょう。 「そもそも、上司が言っていることは部下へ伝わっているのだろうか?」 伝えたつもりが、伝わっていない。 意外かもしれませんが、よくあることです。 論点のズレ、理解のズレ、意図のズレ 部下の理解力を責めるより、上司の伝え方を変えると、部下の誤解も解消されます。 よって、伝えるスキルアップしてみませんか? 伝えるスキルが身につけば、上司の余計なストレスもずいぶん減らせることができるのです。

目次

伝わらないを伝えるためにするべきこと3選

伝わらないを伝えるためにするべきこと:その①「けずる」

「オッカムの剃刀」という言葉を聞いたことありませんか? *「オッカムの剃刀」について 14世紀の神学者であり哲学者オッカムが提唱したことです。 それは、ある事柄を説明するためには、必要以上に多くを仮定するべきでない」とする指針。 つまり「シンプルにしましょう」ということです。 複雑なことをシンプルにする。 これは、伝える際にマストです。 削るとは研磨すること。 つまり、よく「言葉を磨く」「エッジを効かせる」とか表現しますが、それは「言葉を削る」ということなのです。

伝わらないを伝えるためにするべきこと:その②「たとえる」

「話を構造化する」と言ったります。 実は、これは例えているのです。 構造というのは、建築用語です。 「信頼関係を構築化する」の「構築化」も建築用語です。 このように、抽象概念を具体的な物に例えるとイメージしやすくなりますね。 メタファ(隠喩・暗喩)も何かに例えることで伝わりやすくなる手法です。

伝わらないを伝えるためにするべきこと:その③「3つにする」

プレゼンでは、マジックナンバー3が重要と言われています。 3つは、三段論法、三位一体、3すくみ(じゃんけん)、3原則、3色・・・何かと3つは収まりがよく安定するのです。 そこで、説明やプレゼンで相手の記憶に定着させたいときに効果的です。 「ポイントは3つ。1〜、2〜、3〜、以上です」

まとめ

✅伝わらないを伝えるためにするべき3選
その①:けずる

その②:たとえる

その③:3つにする
部下へ伝える際には、言葉をシンプルにすることです。 すると、部下も理解しやすくなります。 本当に賢い人は、複雑なことをシンプルにできる人です。 ぜひ、部下育成に活用してみてください。 『叱るとは高抽象の気づかい』 叱りの達人 パワハラ対策専門家 河村晴美
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