【9割の人が知らない】なぜ上司は部下育成ができないのか?

目次

なぜ上司は部下育成ができないのか?

上司は「そんなつもりはなかった」 しかし、部下は「パワハラされた」 この事象が、ミス・コミュニケーションです。 上司が言ったつもりがないことなのに、部下にしたら「罵倒された・威圧された・人格否定された」と感じているのです。

部下が感じること

・威圧 ・罵倒 ・人格否定

上司が行うべきこと

上司は部下に以下を寄り添うことです。 ・共感(ふむふむ) ・納得(なるほど) ・行動(さあ、動こう!)

情報は地球上にあふれている

インターネットが発達した現代は、簡単にありとあらゆる情報にアクセスすることができます。 ある試算によると、インターネット上には情報が59ゼタバイトあるそうです。 ウィキペギアによると、ゼタバイトとは、ゼッタバイト (zettabyte) はデータの量やコンピュータの記憶装置の大きさを表す単位で、ZBとも略記されさます。 よくコンピュータの性能として、格納できるデータ量をKBとかメガバイトとか聞きますよね。 キロバイトは、10の3乗 メガバイトは、10の6乗 ギガバイトは、10の9乗 テラバイトは、10の12乗 ペダバイトは、10の15乗 エクサバイトは、10の18乗 そして ゼダバイトは、10の21乗 で、話を元に戻しますと、世界中のデジタルデータは、59に0(ゼロ)を21個つけた数字になるということなのです。 想像をはるかに超えた、とんでもない数ですよね。 では、グッと身近に例えますと、地球上に存在する砂つぶ全部が、59ゼダバイトだそうです。 つまり、現在のデジタルデータは地球上に存在する砂つぶ全部と同じ数だということ。 これって、すごいことだと思いませんか?

悩みの解決方法はすでに存在する

もうありとあらゆる情報が、デジタル化によってあふれています。 よって、あなたの悩みの解決方法は、すでに存在しています。 しかし、あなたの悩みは解決しない。 それはなぜでしょうか? 理由は2つです。

あなたの悩みが解決しない理由は2つ

✅あなたの悩みが解決できない理由は2つ
1、悩みと解決策の距離が遠いので気づかない
2、解決方法はわかったけど、継続できない

【悩みが解決できない理由1】悩みと解決策の距離が遠いので気づかない

例えば、ダイエットについて。 痩せたい。だからダイエットしよう。食事のカロリー制限した。そして運動もしている。 それでも痩せない。なぜなんだろう? それは、リンパが詰まっていることで老廃物が体外に流されないから。 また、睡眠時間が短いために、睡眠中に体のメンテナンスが整わないから。 つまり、原因はリンパの流れと睡眠時間だったということ。 (あくまでも、例え話です)

【悩みが解決できない理由2】解決方法はわかったけど、継続できない

パワハラ防止の講習は受けた。 意識することが大事なことも納得できた。 しかし、日々の業務に戻ると、つい部下を責めてしまう。 そうしたら、自分にストレスをためてしまい、ついには、部下をしっかり指導することが面倒になってしまう。 実にもったいないことですね。

パワハラ撲滅にはパワハラを問題視しても解決しない

ちまたに、パワハラ防止研修は色々あります。 パワハラ禁止の行動の事例は、厚生労働省のHPに掲載されています。 しかし、依然としてパワハラ問題が勃発しています。 なぜでしょうか? それは、人事部やコンプライアンス部が「パワハラはやめましょう」と声高に叫んでも、みんな「そんなことはわかっとるわ!」ですよね。 問題の本質を因数分解します。 ✅パワハラ問題とは
・認識のずれ
・ミスコミュニケーション
・人を動かす本質の知識不足
つまり、マネジメントが機能していないのです。

ある副署長のご感想

先日のパワハラ防止講演にて、副署長さん幹部の方が感想を述べてくださいました。 「これまでの講習では、一般的に言われれている禁止事項をなぞった内容だったり、風通しの良い職場づくりをしましょうのお題目だった。 しかし、今回は深い理論からの解説と道理に思わず「なるほど」とうなった内容だった。 そして、実践的な行動についても言及されていたので納得の内容であった。

まとめ:組織のパワハラ対策に必要なことは2つ

本コラムをまとめます。 ✅組織のパワハラ対策に必要なことは2つ
1、お題目を唱えるのではなく、解決策を示す
2、継続するための仕組みを、作成し運用させる
従業員皆さんが、組織に所属することが誇りを感じて仕事をしたいものですよね。 そのための方策として、まずはコミュニケーションから見直してみませんか? 叱りの達人 パワハラ対策専門家 河村 晴美
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