パワハラ上司による「圧」の正体は、高圧ではなく時間の圧縮だった<叱りの達人協会>

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パワハラか?現場で見た。責任者の「圧」について

先日、ラジオ番組の生放送の出演でスタジオへ行きました。 その時、ディレクターさんがCM中にスタジオへ入ってきて、一言こう言い放ったのです。 「これで2回目。ただちに改善しろ。 絶対あとで問題になる。」 その時、スタジオにいたアナウンサー2名と河村は背筋に氷が張りついたようにピシッと伸びました。 しかし、そこはプロフェッショナルです。 番組を楽しんでくださっているリスナーさんには緊張感が伝わらないように、なごやかに楽しい雰囲気で無事に収録を終えました。

上司の「圧」の本当の正体について

生放送を終えてスタジオを出てから考えてみたのです。 さっきのディレクターの「圧」の正体は何なのか? 確かに新人アナウンサーは萎縮してしまいました。 しかし、ディレクターさんは、新人アナウンサーを威圧したわけではないんです。 しかしながら、確かにディレクターさんのひと言はきつかった・・・。 「きつい」と思わせたのは何なのだろうか? それは、上下関係の上から目線の「圧」ではないのです。 「圧」の正体は、時間の圧縮 によるものなのです。 長々と説明している時間がないと、言葉を削ぎ落とし最小限の言葉で短時間で伝えざるを得ない。 そうなると、ビシッと一言で、決め打ちする言葉にならざるをえないのです。 =================== 言葉の「圧」は上下関係ではなく 時間の圧縮によるものである ===================

パワハラ予防はメンタルタフネスではなかった

ストレスに強くなる解決策は、実はメンタルを強くすることではありません。 上司は部下へ、不必要に厳しく接するのはパワハラと言われかねません。 上司が部下へ厳しく接するのは、依存心を排除するためなど何か意図があるからで、あえて厳しく、あえて甘えさせない狙いがあるからなのです。 しかし、実は部下が上司を「怖いなあ」と感じてしまうことはよくあることです。 このミス・コミュニケーションが本当にもったいないのです。 部下のみなさんは、必要以上に上司に萎縮してしまうと疲れてしまいます。 上司の言葉を感情で受け取るのではなく、思考で受け取ってみましょう。 マイナス感情で受け取るのではなく、思考で受け取る。 つまり分析することです。 上司が言わんとする意図を汲み取ることです。 ストレスを減らしたいとき、その解決策は、メンタルを強くするのではありません。 ビジネスにおいて、ストレスを減らす方法は思考力を磨くことです。 上司の短い言葉、とくに厳しい言葉を展開してみましょう。 すると、上司は部下へ圧迫したいのではなく、改善してほしいという期待が見えてきますね。 上司の短い言葉の圧縮を展開すると、実は部下への支援、応援のメッセージが含まれていることが多いのです。 番組終了後の実は・・・ ディレクターさんより、先程のきつい言葉のたね明かしをしてもらいました。 きつい言葉の背景には、実は関係各所の視点からの危機意識があってこそでした。 先を見通す仕事が、全体統括する責任者の役目ですね。 新人アナウンサーのこれからのキャリアのステップアップのための、愛あふれるメッセージだったのです。 背景が変わると認識も変わりますね。 叱りの達人協会 パワハラ対策専門家 河村晴美          ]]>

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