上司から怒られないための正しい報告・連絡・相談まとめ3選

目次

努力しているのに評価されない部下の共通点

ただし、だからと言って、部下は受け身ではいけないのです。 「なぜ、こんなにまじめに努力しているのに評価されないのか?」 あなたが疲弊する前に、努力が報われるためにも、ほんの少しのコツを知ることであなたが報われます。 才能以前の問題です。 毎日行っている、報告・連絡・相談を少し工夫してみましょう。 報告・連絡・相談を、ほんの少し工夫するだけで、能動的に動いている印象が出ます。 すると、上司からの評価が高まります。 そして、あなた自身のストレスも減るのです。

なぜ、ビジネスでは人を動かすスキルが必要なのか?

ビジネスにおいて、相手を動かすスキルが無いと自分の評価は上がりません。 というのも、ある意味で組織での評価を上げるには、上司を動かすことも含まれるからです。

なぜ、ビジネスでは「共感」ではなく「理解」が評価されるのか?

話し方、プレゼンテーションスキル、、説得する技術…… 「ビジネススキルを向上させたい」 そう願うあなたは、とても勉強熱心で向上心がある方と思います。 しかし、部下を持つ管理職やリーダーと、部下またはメンバーは、必要なビジネススキルは異なるのです。 部下に求められるのは、上司の指示を正しく理解し、期待を超える成果を上げることです。 最近は、人を動かすために共感が大事と言われます。 しかし、上司は部下から共感してもらいたいとは思っていません。 上司は、部下に「成果を上げる行動をとってほしい」と考えています。 そのための出発点は、上司が発している言葉、メッセージを正しく理解することです。 ✅仕事ができる部下の作法
上司とのコミュニケーションは、「共感」より「理解」
上司が発している言葉を理解し、期待を超える成果を出す。 これが、部下として評価される条件です。

上司から怒られないための、報告・連絡・相談の方法3選

①報告とは、結果の共有
②連絡とは、進捗共有
③相談とは、選択肢の提案

①報告とは、結果の共有

報告とは、仕事の発注者へ結果を伝えることです。 仕事を頼まれたとき、スタートは「はい、承知しました」と言うのに、終わった報告をしない人がいます。 上司から「あの件、どうなってるんだ!」と言われる前に上司に言いましょう。 「依頼いただいた件、終わりました」 ✅結果を伝えるときのコツ
・結論を先に述べる
・説明は、時系列で述べない
・優先順位の高いもの3つを伝える
自分では終わったつもりは、単に終了しただけです。 発注者へ、完了報告しないと、仕事は終わったことにはならないのです。 受けたボールは相手へ返すことです。
終了は、単なる独り言
完了は、発注者へ伝えることで、事実となる

②連絡とは、進捗共有

プロジェクトが大きくなると、工程が長くなり関係者も多くなります。 そこで、進捗状況を共有する必要が発生します。 ただし、何でもかんでも情報を流すと、「またなんか言ってるよ」とスルーされる懸念があります。 連絡するべき情報の取捨選択の条件を上司と決めておくことです。 これをしておかないと、部下のあなたが混乱したりストレスが溜まります。 と言うのも、上司から 「なんで早く連絡しなかったんだ!」 「しょうもないことでいちいち言ってくるな」 矛盾しているように感じるかもしれませんが、上司にとっては判断軸があるのです。 それを、共有しておくことは、部下のあなたが精神衛生を保つことができるのです。 ✅連絡するときのコツ
・上司の価値判断軸を知っておく
・上司が知りたい情報の優先順位を把握する
・連絡するときは、「命、お金、納期」の機会損失とセットで伝える

③相談とは、選択肢の提案

学生時代の相談は「◯◯について悩んでるんだけどね」とテーマは言うものの結論が出ないこともあったのではありませんか? しかし、ビジネスにおいての相談は、それとはまるっきり定義が異なります。 ✅学生時代とビジネスの相談の定義のちがい
選択肢の提案
よく、わからないことがある時、上司へ「どうしたらいいですか?」と聞く部下がいます。 「どうしたらいいですか?」は相談ではありません。 厳しいかもしれませんが、それは仕事の放棄です。 というのも、作業と仕事のちがいは、思考力を使っているかどうか。 仕事とは、やり方を考えることを含めて、部下へ依頼しているのです。 では、上司から「この件、どうするか考えてみて」と言われたら、部下はどうしたら良いでしょうか? ✅上司への相談の例
「A案とB案を考えました。各々のメリット、デメリットは○○です。
その上で、私はA案が良いと考えました。いかがでしょうか?」

賢い部下になることは、自分を守ること

部下だからといって、上司の言いなりになる必要はありません。 むしろ、上司の先手先手を先読みして、動きましょう。 先を読むことで、今しておかないといけないことの布石を打つのです。 先読みして仮説が当たると楽しいです。 ビジネスは常に仮説と検証。 上司のご機嫌伺いではありません。 上司との心理戦です。 仕事が楽しくなるということは、自分が能動的に仕事の手順ややり方をマネジメントできるようになることです。 おおいに仕事を楽しみましょう。 叱りの達人 パワハラ対策専門家 河村 晴美
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