女性警察官からの質問「どうしたら上司から信頼されますか?」

目次

なぜ、論理的思考力が必要なのか?

実は、論理的思考力を身につけると、上記に上げたテーマも解決することができるのです。 ✅論理的思考力を身につけると
・上司から何が求められているか?の要望の本質を理解することができる

・ゴールから逆算した道筋で思考するので、ムダがなくなり効率が上がる

・(嫌われているのかも…)という被害者意識や疎外感が、実は思い込みであったことに気づくことができる
つまり、論理的思考力を身につけると、ストレスから開放されるのです。

論理とは何か?

論理とは、シンプルにいうと、 ・バラバラになっていることをまとめて ・ゴールへの道筋を作る ことです。 ということは、ゴールを想定しないと論理的な思考はできないということ。 まずまっさきに考えるべきことは、以下です。 何のためか?(目的) 到達したいゴールは何か?(ビジョン) その上で、いつまでに?(期限)もセットに考えるとおのずと計画を考えるようになるのです。 論理とは、まさに逆算思考なのです。

生活の中から論理力を鍛える方法

何も特別に、大上段に構えて「論理的思考力を鍛えよう」と力むことはありません。 ふだんの日常で、いくらでもできます。 例えば、

事例①:自分の主張を他人に「なるほど」と言ってもらいたいとき

「私はこう思います。」 これは、単なる自己主張です。 これに、根拠さらに論拠を加えます。 「私はこう思います。なぜならば…」 理由として、客観的根拠を付け加えることで、単に自分勝手に言っていることではないと示すのです。 ちなみに、客観的根拠とは ・社会的権威のある人または多数の意見 ・客観的データ ・過去の事件やできこと など つまり(私以外の人もこう言ってます)ということです。

事例②:最大公約数を導き出したいとき

何か実行するとき、ほとんどの場合は制約条件があります。 制約条件とは、期限(納期)、人手、予算、環境などです。 例えば、あなたが大切な方のために誕生日パーティをしたいとしましょう。 日程:招待客が集まりやすい日程。例えば、金曜日の夜など 場所:主催者の家?お店?レンタルルーム? 予算:みんなから会費を集めるとしたら、いくらなら出せる? 料理:予算の中から、会場費、お料理、バースディケーキ、プレゼント代など その他:みんなで楽しむためには、どんな演出がいい? 限られた制約条件の中で、最高に楽しむためにどうしたら良いか? これが主催者の腕のふるいどころですよね。 実は、これもゴール(主賓も参加者もみんなに楽しんでもらう)に向けて、論理的に考えているのです。
気づかいこそ、論理的思考力の出番

自分が快適であるために行うべきこととは

さて、ビジネスに話を戻しましょう。 昨今、職場でのパワハラが問題になっています。 12月は「パワハラ撲滅月間」です。 職場が、従業員にとって快適に仕事ができるように気をつけたいものですね。 快適な職場環境を作るために、できることは何でしょうか? それは、メンタルを強くするとかの心構えを変えようとかの精神論ではありません。 思考を磨くことです。 今、どんな状況になっているのか?(現状把握) 何が、現状を創り出しているのか?(分析) どうやったら、できるのか?(解決策) 論理的思考力を身につけると、以下ができるようになります。 ・全体を俯瞰して観る ・具体的事象から、抽象度を高くして本質をうきぼりにする ・失敗をせめず流さず、教訓として概念化できる リーダーには必須の思考力ですね。 あなたも、周囲から信頼されるために、論理的思考力を磨いてみませんか? 叱りの達人 パワハラ対策専門家 河村 晴美
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