部下育成で外してはいけない、たったい1つのこと「犯人探しが物事の本質を歪ませる」

目次

上司が部下に行うべきこと

上司が部下に行うべきことは
信じるな
疑うな
確認せよ
です。 部下を信じるために、確認を怠らないことが大切です。 ただし、何を確認するのか? が重要なのですが。 ✅確認するべきことは
やる気などの精神論ではない、仕組みの改善である

問題が発生する原因を見誤っていないか?

問題が起きたら、放置していてはいけません。優秀な上司であるあなたは、ただちに解決に着手することでしょう。 ただし、そのとき「問題を特定する」アプローチとして、「犯人探し」をしていませんか? 犯人を特定して「次回からは気をつけなさい」と、心構えを説くアプローチをやりがちです。 残念ですが、現実としては問題は無くなりません。 というのも、いくら心構えを変えても問題は無くなりません。 具体的な改善行動を、関係者全員で共有しておかないと、次は別の人が同じ問題を繰り返してしまうことだってあるのです。 さあ、そうなるとどうでしょうか。 上司はまた指導しないといけなくなりますよね。 これでは、根本解決になっていないのは明らか。 「犯人探し」は、問題解決をした気分になるだけで、根本的な問題解決には至っていないのです。 では、どうすれば問題が解決するのでしょうか? それは「仕組みを変える」ことです。 ✅例えば ・システムへの入力がおかしいまたは忘れていえたら、次の画面に進めない ・消毒や検温されていないと、部屋に入れない ・属人化されている仕事を、部の全員で流れの見える化を行う

犯人にしてしまった仕組みを改善しよう

犯人が悪いと考えるから、その人を攻めてしまいます。 そうではなく、何がその人を犯人にさせてしまったのか? ヒトではなくコトに焦点を当てましょう。 そうすれば、担当者が変わっても、退職しても、組織にメソッド(やり方)が残ります。 社長は経営を見通すのが役割です。 社員のモチベーションにアプローチするよりも「仕組み」を変えることが、結果的に安定した組織運営が行えます。 フワフワした人の気持ちへのアプローチよりも、明確な行動基準で安定した組織運営を行っていきませんか? 叱りの達人 パワハラ対策専門家 河村 晴美
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