1000年の古都、京都に学ぶ「お寺拝観料2000円」で一人勝ちできる理由

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京都で拝観料1人2000円のお寺

先日、京都へ行きました。 京都は、学生時代に4年間を過ごし、そして今でも、仕事でもプライベートで月に2回以上は行きます。 そんな私ですが、先日あるお寺へはじめてお参りしたんです。 前から行ってみたかったけど、なかなか行けなかった…。 理由は、そのお寺は、なんと拝観料が、2000円もするんです! 京都のお寺の拝観料は、相場感からいうと、600円くらいです。 そんな中、3倍以上の価格設定ですよ。すごい強気だと思いませんか!? どんなに素敵な体験ができるんだろう? 他の名所旧跡と何がちがうんだろう? どんな極上の一期一会の体験ができるのかしら…って、前の日からワクワクしていました。

紅葉よりも見事なマーケティングセンス

拝観は事前の予約制。 予約時刻には、事前予約したお客様が行儀よく並んで待っていました。 まず、そこで目にしたのは、客層が上質です。 私が行った時には、子どもや修学旅行生はいませんでした。 (子どもがガチャガチャしているという意味ではありません。 また、子どもが入館できないのでもありません。 入館料の子ども価格も設定されていますので) そして、実は瑠璃光院では、1年間のうちに春と秋しか公開していないのです。 つまり、公開シーズンを限定しているのです。 マーケティングを学んでいる人であれば、すぐに想像されることでしょう。 「限定性」 「希少性」 しかし、この考え方は、なんだか不誠実な感じがしませんか? なぜならば、提供者側にとっての都合の良い話です。 客側からすると、操作されている感じがして、なんかスッキリ納得できませんよね。 しかし、瑠璃光院ではちがうのです。 ✅入館料2000円の理由
・価値をわかってくれるお客様に楽しんでももらいたい

・期間限定は収入ゼロ円でも年間の収入は確保できる

・公開オフシーズンは、観光ではない本来業務に集中できる
高価格帯と限定公開をセットにしているのです。 その理由は 庭の手入れや設備の維持など、最高の状態で維持できるからです。 実は以前に、瑠璃光院の庭の手入れをしている方にお話を伺ったことがあります。 その方は、苔に魅せられて書籍も出している、苔の達人。 どこよりも庭を美しくすることに力を入れるようにしたのです。 すると「婦人画報」など、ワンランク上の女性雑誌に取り上げられるなど、上質なお客様の間でクチコミが起きているという結果です。

王道のマーケティングの軸「誰に?何を?」

マーケティングの基本ですね。 ✅マーケティングの基本思考
誰のために?
何を提供するのか?

共感されるストーリーの根本姿勢

共感されるストーリーとして、根本姿勢に必要なことです。 ✅共感されるストーリーの基本姿勢
何のために?
自分が儲かりたい。これでは、周囲はしらけますよね。 そうではなく、相手が求めていることに訴求することで、多くの方に支持されることができるのです。

【マーケティング】あそびをビジネスに役立てる思考術

「せっかく遊ぶのですから、元をとりたい!」 これは決して、ケチケチながめつい考え方ではありません。 むしろ経営者として必須の考え方なのです。 消費を投資へ昇華させる、一挙両得の思考法です。 遊びに使った、時間・労力・お金をビジネスに活用しましょう。 そうすることで、遊びの価値も高まります。 上質な仕事を創り出す原動力には、「遊び」という創造的活動が欠かせません。 社長こそ、遊びと仕事の境界線が溶け合っていく思考法が必要です。 あなたも、大手を振って遊びを楽しみ、仕事に活用する思考法を身につけてみませんか? 叱りの達人 パワハラ対策専門家 河村 晴美
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