思わず耳が痛くなる?組織からの高評価をめざす管理職必見!『一番聞きたくない部下育成のアドバイス5選』

管理職として「組織からの高評価」を得るには、スキルだけでなく部下育成の本質を理解する必要があります。
これまで、さまざまな業種の企業また行政機関等で、講師歴26年間&12万人以上の方へ、人材育成のお手伝いをさせていただき、感じていることがあります。

『立派な経営者・リーダーは、何がちがうのか?』

彼らの部下メンバーとの関わり方は、時にビジネス書などに書かれている原理原則から逸脱していることもありました。
希望的観測を排除して、現実を直視し、柔軟に対応し、目標達成に導く、です。

そのためには、時に耳の痛いアドバイスこそ、上司としての成長の鍵になる、と一旦受け入れる度量をお持ちでした。

それでは、結論を先出ししますね。

管理職が最も聞きたくないであろう、この世界の普遍真理について

【結論】

部下は変えられない。変えられるのは自分だけ
――上司であるあなたが変われば、組織・部下メンバーの動きは劇的に変わります。

では、管理職・リーダーが行うべき部下育成について、管理職の評価を劇的に高める5つの方法を紹介します。


目次

1.叱れない上司より「叱らないで済む仕組み」をつくれ

優しさだけでは、組織をマネジメントすることはできません。
馴れ合いや甘え、依存、責任放棄、またはチームが意気消沈したり諦めムードに陥ってしまっているときなど、雰囲気のテコ入れや、厳しいフィードバックが必要な場合があります。

そんなとき、いきなり『叱る』よりも、プロジェクトを成功に導く方法は、実は『叱る』前にやれることはたくさんあるのです。
部下が失敗しない環境を整えることが、最高の部下育成です。ミスを予防するルールづくりや役割の明確化は、信頼される上司の必須スキルです。


2.「自分のやり方」を押しつけない

時代や価値観の変化に対応できる管理職こそ、高く評価されます。
過去の成功体験を押しつけるのではなく、多様な部下が成果を出せる環境を整えることが、部下育成の新常識です。


3.フィードバックは、“感情”ではなく“行動”に向ける

感情的な叱責は信頼を失うだけ。
行動と結果に焦点を当てたフィードバックこそ、部下が変わるきっかけになります。


4.「忙しい」を理由に、部下と話す時間を削らない

組織から高評価される上司は、どんなに忙しくても部下との1on1を欠かしません。
信頼関係を構築するのは、関わる時間の量✕質、です。
どれだけ対話を重ねているのか?が、大きなトラブル防止と信頼構築につながります。


5.成果よりも「信頼残高」を先に積み上げる

数字だけを追う上司より、信頼関係を築ける上司の方が長期的に成果を生み出し続けます。
日々の小さな約束や感謝、ねぎらい、リスペクトが、部下との信頼関係の土台になります。


まとめ:本当に評価される管理職とは

自己保身は、周囲から透けて見えています。
組織から評価される上司は、部下に好かれる人ではなく、部下を未来へ送り出せる人です。


最後に :上司としての覚悟

どんな時代であっても、変わらないことがあります。

他者を変えることはできません。
変えることができるのは、自分のみです。

『部下を変えるのではなく、自分(上司)が変わる!』

この決意こそが、すべてのスタートです。
さあ、恐れずに、自分を変えることを楽しみましょう。

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