【人材育成の落とし穴】「部下が研修を受講しても成長しない」たった1つの理由

「社員に研修を受講させても、思うように成長しない。  せっかくの機会を提供したけれど、教育しても無駄だ」

目次

学んでも成果が上がらない現実

経営者の立場から見ると、教育の効果が見えないことは、由々しき問題です。 そりゃそうですよね。 費用対効果が芳しくない。 はっきり言って、歩留まりが悪いのですから。 一方で、社員教育に熱心な経営者もいらっしゃいます。 「人の成長とは、一朝一夕では無い。 そんなに単純なものではない。 ヒトはモノではない。 だから、部品を取り替えるように簡単に考えてはいけない。 企業はヒトなり。 だから、人の成長は長期的視点に基づき、未来のために人を育てておくことが重要なのだ」 おっしゃる通りです。 河村晴美も、このようなゆるぎない経営者様の信念で日々現場のお手伝いをさせていただいております。 一方で、教育しても成果につながらないことは由々しき問題です。

なぜ、研修を受講しても成長しないのか?

それは、学んだことを実践しないからです。 否、さらに問題を深掘りしましょう。 そもそも参加者が研修に参加する時の姿勢が「学習モード」で「実行モード」になっていないことが問題なのです。 これは勉強熱心な人が陥りがちです。 ノートやメモはたくさん取るのですが、それば学生時代となんら変わらない受講スタイル。 これでは、社会人として求められる成果に結びつける学び方になっていません。 これを反転させましょう。 つまり、社会人はアウトプットを想定してインプットするのです。 社会人の学び方は、成果を上げるために学ぶのです。

学びの効果を最大化する仕組み

学びの効果を最大化する仕組みは、とてもシンプルです。 研修の成果を最大化させる仕組み
学んだことを誰かに伝える、教える、分かち合う
研修受講の前に、学んだことを教える。これをあらかじめ仕組み化しておくことです。 誰かとは上司への報告かもしれませんし、部下へ伝えることでも良いですし、受講生同士の気づきシェアでも良いのです。 直接話せる相手がいなければ、メールで上司へ報告するのもOKです。

アウトプットする効果

話したり、文章で伝えたりすることは、実は効果絶大です。 ✅アウトプットするメリット
①学び言語化

②思考の整理

③他者と共有
何より一番の快感は、学びを誰かとシェアすることで、相手から「貴重な情報をありがとう!」と喜んでもらえることです。 誰かの役にたつと嬉しいですよね。 嬉しくなると、もっと伝えたくなります。 すると、ノートを見返して復習が進みます。 どんどん他者へ伝えることで、思考が整理されて、学びが体系化されていきます。 こうしているうちに、学んだことが血肉になり仕事へ活かしていけるのです。

エビングハウスの忘却曲線「復習より効果のあること」

ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスの発表した「エビングハウスの忘却曲線」について聞いたことのある方も多いと思います。 時間と共に、どれだけ記憶したことが頭に残っているかを調べた結果です。 ✅人が何かを学んだとき
* 20分後には、42%忘れる
* 1時間後には、56%忘れる
* 9時間後には、64%忘れる
* 1日後には、67%忘れる
* 2日後には、72%忘れる
* 6日後には、75%忘れる
* 31日後には、79%忘れる
よって、エビングハウスが結論づけているのは「復習の重要性」となるのです。 しかし、その先を用意しておくことが重要です。 それが、誰かの話す・伝えるための「予定を入れる」ということなのです。 いつかやろうという精神論ではなく、今すぐ予定を入れるという行動に移すことが重要なのです。

部下を動かすためには、やる気に頼ってはいけない

どんどんと行動を加速化させるために、必要なことは何か? 「自主自走するために大切なことは、やる気だ!」と思う方は多いです。 しかし、残念な話ですが、実はやる気ではありません。 マジメな人柄でもありません。 まして、崇高な人格や倫理観でもありません。 行動を強化するために効果があるのは「構造」なのです。 学びを実行する「構造」を用意して、受講生に行動させる。 行動することで「成果」を作る。 この一連の流れが構造化されて初めて、機能する研修なのです。 わかりやすく言うと、学びを活用する習慣には、仕組みを教えて、その仕組みを仕事に組み込んでしまうことです。 ✅研修で学んだことを活用するための行動習慣
ステップ1:学んだことを誰かに話す

ステップ2:書き出す

ステップ3:教える
✅上記を行うメリット
メリット1:自分の頭の中が思考整理できる

メリット2:教えることで、伝えるスキルが磨かれる

メリット3:教えることで、職場全体で共有できる
学んだつまりインプットをアウトプットさせる仕組みを作っておくことで、上記のメリットが広がっていくのです。 これが職場でルール化されていれば、職場メンバー全員がレベルアップしていくのですから、研修開催の歩留まりもよくなると思いませんか? 貴社では、単に研修受講させていませんか? ぜひ貴社でも、構造が行動を作って成果を作る流れを作ってみてくださいね。 叱りの達人 パワハラ対策専門家 河村 晴美
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