やってはいけない!部下マネジメント「いつもアイツはやる気がない」の末路

目次

「いつも、アイツはやる気がない」の落とし穴

「いつも、アイツはやる気がない」

上司が、部下を見ている時に感じているそうです。さて、それは本当でしょうか?

昨日と今日は違う

昨日と今日の本人が、同じであるはずがありません。

(そうは言っても、当人が他人に入れ替わったりしないでしょ)

そりゃそうです。Aさんが、次の日にBさんに入れ替わったりしたら、それこそ事件ですよね。ではなく、Aさんに違いないんだけれども、昨日のAさんと今日のAさんは違うのです。

生物学者の福岡伸一先生は、人間は細胞レベルで、日々入れ替わり、365日経ると、骨やら皮膚やら内臓までも細胞が入れ替わるそうです。福岡伸一先生曰く

人間は1年365日経つと、全て生まれ変わる

さて、いかがでしょうか?

あなたの部下は、昨日と今日は細胞レベルで生まれ変わっています。体の中のことは見えないと思うかもしれませんが、「変わるんだ」という視点で観察してみると、「あれっ?」と思うことに気づくのではないでしょうか?

■部下メンバーをポジティブに観察すると、こんな発見があるかも

・仕事の指示の受け方、反応が変わった
・表情が変わった
・言葉遣いが変わった
・仕事の段取りが変わった
・日報の書く内容、着眼点が変わった
・食堂での選択メニューが変わった(笑)

などなど。同じだと思うのは、観察がおおざっぱなのかもしれません。

観察力を鋭くし、小さな差異にも気づく。

これは、製造現場の方こそ、得意ですよね。観察し、その発見の背景、奥行に横たわる何かを察知する。推測し仮説を立てる。

これが「洞察力」です。

きっと、製造現場のベテランの方こそ、天気や湿度で微調整していらっしゃるんだと思います。ぜひ、そのするどい洞察力を、部下の体調、コンディションにも目配りして見て下さい。その後は、言葉がけのバリエーションですね。

人間会計構築、コミュニケーションについては、河村がお手伝いさせていただけます。貴社がますますご発展なされますことを心より応援しております。

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